公開:2020/02/19 伊藤 みさ │更新:2020/10/25
カープ沖縄キャンプ見学の楽しみ方、憧れの選手間近に見られる球場へ
- タイトルとURLをコピー
- 広島カープ
カープが春季キャンプを行う地、コザ運動公園内「コザしんきんスタジアム(沖縄市野球場)」。ここでどのようにキャンプの様子をファンが見学できるか、などを写真を交えてご紹介します
オフシーズンはプロ野球の試合がなく観戦を日頃の楽しみとしているカープファンにとって「カープロス」な時期でもありますが、
春季キャンプが始まると「いよいよ…!」とワクワク感が高まってきます。
キャンプ地では選手が練習をする様子を比較的間近に見学することができ、緊張感ある練習の合間に選手のふと緩んだ表情が見られたり、サインに応じてもらうチャンスがあったりとファンには嬉しい場所。
広島東洋カープは1982年より沖縄市を春季キャンプ地としています。現地の方はもちろん、県外から沖縄まで訪れるファンも多い。
そんなカープの沖縄キャンプが行われる場所や見学の楽しみ方をご紹介します。
カープがキャンプを行う沖縄の拠点
広島カープが毎年、沖縄キャンプを行っているのは、沖縄県沖縄市のコザ運動公園(コザ運動公園および沖縄私立総合運動場体育施設)。中でも
- コザしんきんスタジアム(野球場)
- コザしんきんドーム(屋内練習場・グリーンフィールド)
- 投球練習場(屋外ブルペン)
が主に使用されています。(施設の愛称は「コザ信用金庫」が球場が完成した2014年から5年契約でネーミングライツを取得して使用されているもの。)
いろんなメニューをこなす選手たちのキャンプ風景
まずはコザしんきんスタジアム(野球場)の客席へ。
キャンプ期間中のうち、カープの練習が行われている日には球場に無料で入ることが出来、スタンド(観客席)の一部が解放され自由に見学することが可能。
練習日の場合は球場のスタンドへ入る前の壁にはその当日の練習メニューが貼りだされています。ここで、その日どんな練習が行われるかをチェック。
選手の背番号でそれぞれのメニューが振り分けられています。
球場内で行われる練習は様々。ジョギングやキャッチボールにはじまり、野手・捕手/投手 に分かれて実践を想定した守備や走塁・打撃、
選手たちが顔をゆがめながらバットを振り込むティーバッティングなど。
グラウンドの中のいろんな場所でいろんなメニューが行われます。
練習にストイックに取り組む姿がほとんどですが、選手同士やコーチからのイジリなどでふと選手の表情が和らぐこともあり。そんなチームの雰囲気や選手の姿を間近で見られるのも、キャンプの楽しみの1つ。
また、バッティング時の快音が聞けたり、難しい打球の捕球を難なくこなす姿など「さすがプロ!」を感じられる。
カープのキャンプ地が綺麗で便利に!ビフォーアフター
カープがキャンプを行う沖縄市野球場(コザ運動公園内)は老朽化のため全面改修工事。2014年に完成してとてもきれいな球場に生まれ変わりました。
沖縄市営野球場 外観(コザしんきんスタジアム)
ビフォー
↓ ↓ ↓
アフター
野球場スタンド
ビフォー
↓ ↓ ↓
アフター
新設された、屋内練習場(コザしんきんドーム)
雨天時に主に使用する屋内練習場。かつて利用していたのは、泡瀬ドーム(沖縄県総合運動公園内)。
ビフォー(泡瀬ドーム:沖縄県総合運動公園内)
沖縄総合運動公園
過去屋内練習場として使用されていた泡瀬ドーム
泡瀬ドームは、コザしんきんスタジアムとは別の場所にあるため、車で移動する必要がありました。
過去屋内練習場として使用されていた泡瀬ドーム
しかし2018年に、コザしんきんスタジアム横に新たな屋内練習場「コザしんきんドーム」が完成。
↓ ↓ ↓
アフター(コザしんきんドーム:コザ運動公園内)
Photo / コザ運動公園公式サイト
人工芝が敷かれていて、野球の練習が屋内でできるほか、周回路・ウォーミングアップエリア(ウレタンゴムチップ)もあり。コザしんきんスタジアムの隣に新設されたため、選手は徒歩での移動が可能になりました。
なお、コザしんきんドームにはファンは立ち入ることが出来ない為、雨天時などは見学が難しくなります。
投球練習場(ブルペン)
以前の投球練習場は、コザ運動公園内にある別グラウンドの一部に、仮設で用意されていました。この投球練習場にはファンは近づくことが出来ず、
ビフォー
また、メインスタジアムからは少し離れているため、ピッチャーやキャッチャーはその場所までマイクロバスやゴルフカートのような乗り物で移動し、練習を行っていました。
こういった乗り物で移動していた
しかし投球練習場も新しくなり、コザしんきんドーム横に新設。2019年に綺麗なブルペンが登場しました!
↓ ↓ ↓
アフター
開放感のある投球練習場には雨天時でも使用できるよう屋根付きに。また横には見学者スペースも付いています。市の施設なので一般向けでも有料で利用できるようですが(キャンプ時以外)、カープのキャンプ仕様になっているようにも思えます。(2月の沖縄は雨が多いと言われています)
特にこのブルペンは選手のかなり近くまで寄れるため投球の様子から、キャッチャーの捕球の「スパーン!!」という迫力の音まで間近に感じられるスポットとなっています。
キャンプの見学について
コザ運動公園(沖縄県沖縄市諸見里2丁目1-1)は、島の中部エリアにあたる沖縄市にあります。那覇空港からは車で約1時間ほど。
球場すぐ横の駐車場は関係者専用となるため一般利用は不可
公園には無料駐車場も用意されていますが、球場横の駐車場はキャンプ中は関係者利用スペースとなっているため、公園の北側(県道85号線、沖縄南IC側)からの入口より入り、駐車を。
さらに利用者が多い場合、入口正面にある大きな駐車場が臨時で開放される時もあります。
野球場での見学は基本的に無料。オープン戦が行われる際はチケットの販売が行われます。
サインは選手らが公園内を移動中に求める場合が多いですが、練習の妨げにならないよう配慮を。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 優勝へ向け カープパブリックビューイング!エキキタで2日間の連続開催
- 大瀬良太鼓判!カープ骨付き唐揚げ発売、大野寮の味 ゆめタウンで買えるよ
- 女度とカープ愛をアゲる!ベリテからコラボジュエリー登場
- 100時間かけ完成!実寸大スラィリー、ニューブロック部渾身の作
- マツダスタジアム・屋内練習場がイベント会場「来て見て乗ってみん祭 2024」入場無料
- カープ坊や・スラィリーの「ご当地ベア」誕生!飾りたくなる可愛さ