公開:2024/10/25 伊藤 みさ │更新:2024/10/25
約50mの長編成!バスの自動運転・隊列走行 実証実験、西条で再び
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大型バス・連節バスが東広島市内で自動運転するという実証実験が2024年10月29日~12月20日まで行われます。自動運転で隊列走行を行う時は、約50mもの編成になるという…!2025年1月には試乗のチャンスも
東広島市と西日本旅客鉄道株式会社は、2024年10月29日から東広島市内「ブールバール」にて
自動運転・隊列走行BRTの実証実験を開始すると発表しました。
BRTとは、Bus Rapid Transitの略で「バス高速輸送システム」のこと。
東広島市では2023年11月~2024年2月上旬まで同実証実験を行っていましたが、ここで出た課題に対策を講じ、その効果を検証。さらにバスの定常運転時の自動運転化実現の目途付けを行う、というのがこの度の実証実験の目的。
実証実験内容とルートは見た目にはおおよそ前回と同じですが、
長さ約11メートルの大型バスと、広島で目にすることがなかなかない長さ約18メートルにも及ぶ連節バスが「自動運転」で、しかも隊列走行 を行うという、珍しい風景が東広島でまた見られる。
隊列走行中は2台の車間距離(約20m)を含め約50mの長編成となり、目を引きそうです。
自動運転バスはゆっくり走る、割り込みで急ブレーキ作動 など注意点も
自動運転・隊列走行BRT 実証実験のルートは西条駅前から広島大学周辺をぐるりとまわって戻ってくる1周約12km(うち自動運転区間は6km)。
自動運転が行われるのは大まかに言うと JR西条駅~広島大学東広島キャンパスを結ぶ直線部分(ブールバール)で、それ以外は手動運転となる。
実証実験中はドライバーが乗車しており、手動運転ゾーンのほか「駐車車両を避ける」などの動きは手動に切り替えて行われるという。
走行速度は安全に配慮して40km/h設定となっており、ブールバールの制限速度よりもゆっくりとなる。また、隊列走行中のバスの間や、バスの前方に急な割込みがあった場合は急ブレーキが作動する などが予告されています。
実証実験を行う車両には「自動運転 公道実証実験中」と目立つように車体に表記されるので、同エリアを走行するドライバーは車間距離にご注意を。
自動運転・隊列走行尾BRT 実証実験 実施日時、駐車場、試乗について
自動運転・隊列走行尾BRT 実証実験は2024年10月29日~12月20日まで、概ね平日の9時30分~16時30分の間に行われる予定。
実証実験期間中、使用される大型バス・連接バスは東広島消防署に駐車されます。
外から見ることは可能ですが、バスのお触りはNGとなっています。また、緊急車両の出入口をふさぐなど、消防業務の妨げにならないようご注意。
そして自動運転バス・連接バスに乗ってみたい!という方にはチャンスあり。
2025年1月上旬~中旬にかけて 土日を含む8日間、連接バスへの試乗が予定されています。
こちらは予約制で、2024年12月中旬頃より受付を開始する予定。コミュニケーションアプリLINEで「東広島市 BRT 自動運転 公式アカウント」と友達になっておくと、試乗会予約開始や準備走行の様子お知らせなどが配信されます。
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