呉市の巨大 太巻きが日本一に認定！戦艦大和の主砲と同じ長さで味もイケル

日本一巨大な太巻き作り！味もグー！

日本一の太巻きが出来上がるまでの様子を、まずは動画でご覧ください。

呉市中心部の商店街「れんがどおり」にて11時前頃から太巻き作りが開始。この日、日本一の太巻きを作る為に使用されたのは 海苔220枚と すし飯1.1トン…！業務用のごはん入れ(おひつ？)が積み上げて準備されています。

まずは、みんなで海苔を広げて並べていきます。使用するごはんの量も多いため、「海苔が破れていないか？」など入念にチェックしながら、海苔を重ねる。

その上に、大量のすし飯をドーン！と置き、手でまんべんなく広げて行きます。辺りにふわーっと立ちこめる酢の香り。

ごはんの高さを揃えて、いよいよ巻いていきます。巨大なだけに巻き簾(まきす)も、夏の日差しを遮る「すだれ」を利用。………って、あれ？太巻きの「具」は…？

それまで冷静に見守っていた見物客たちも「具はないのかい？」とザワつきはじめる。しかしよくよく見ると すし飯にはあらかじめきざまれた 椎茸や人参、レンコン(？)などが混ぜ込んであるもよう。

メンバー全員で声を掛けながら少しずつ巻かれて行く太巻き。

見物客からも「頑張れー！」と応援の声が飛びます。制作開始からおよそ1時間半、ついに太くて長い！「超ド級」の太巻きが完成。

計測の結果、長さ21メートル・太さ約28センチ と戦艦大和の主砲の長さ(20.7m)を少し超える長さを記録！これを［日本一］と認定するため、日本一ネット より記録員を招いていたようです。

およそ2000人分にもなる巨大太巻きは、切り分けられて無料配布。「我先に！」と配布場所には多くの人が押し寄せました。

「太巻き」と聞くと、卵・かんぴょう・きゅうりなどが真ん中に入っている というイメージだった為、「具が…」と拍子抜けしていた人も多いようでしたが、実際に食べてみると混ざり具合にムラもなく すし飯の味も美味しくてビックリ。

およそ3人前はあろうかという1カット(1パック)を2パックも頂いたのですごい量でしたが、大勢で食べるのにはいいかもしれませんね。くれ食の祭典 会場に出店していたお店でおかずを買って一緒に食べる、なんてのも◎

2012年は、くれJC(呉青年会議所)の創立60周年！という事からこのイベントが開催される事になったそう。巨大太巻きで日本一！という称号を手に入れたこの日もまた 呉市にとって特別な日になったようです。

▼くれ食の祭典
開催日：毎年11月初旬(2012年は11月4日)開催
場所：蔵本通り一帯

▼日本一の太巻きイベント
開催日：2012年11月4日
場所：れんがどおりにて開催