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   公開:2013/03/14 伊藤 みさ │更新:2020/08/21

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん)美しい庭園と瀬戸内文化の展示館

広島県呉市の下蒲刈島に、松濤園(しょうとうえん)という見学施設があります。庭園を持つ博物館のようなスポットで、昔の日本建築の技術が凝縮された建物になっています。

松濤園(しょうとうえん)という、静かで美しい庭園のある博物館のようなスポットが 呉市下蒲刈島にあります。

瀬戸内海の要衝(交通などの重要な地点)として栄えてきた 下蒲刈島の歴史を日本建築の技術が凝縮された建物で保存する 松濤園。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん)、美しい庭園

「昔の大きなお屋敷」という雰囲気の門構えの奥に、どんな風景が広がっているのか、実際に入園してきました。

松濤園、昔ながらの建物に貴重な資料がたくさん

松濤園(しょうとうえん)は海に面した横長の敷地で、この中に 4つの建物があります。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん)の配置図

敷地内に入ってすぐ右手にある「陶磁器館」は、昔の宮島で主に栄えていた「町家」の 旧木上邸 を移築復元したものだそう。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 木上邸

室内は撮影禁止のため、中をお見せできませんが 古くも手入れのされた建物の中に、中国・朝鮮をはじめ、日本各地の 陶磁器がたくさん展示されています。

二階の海側にある「観潮楼」ではその名の通り 海や下蒲刈島と その対岸の上蒲刈島を結ぶ橋も見ることができます。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 観潮楼からの眺め

このお隣には「御馳走一番館」という建物があり、何か美味しいものでも食べられるのか?とワクワクしていましたが、朝鮮通信使資料館でした(笑)

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん)の園内の様子

これは[江戸時代に朝鮮通信使が来日すると 下蒲刈島が藩の接待所・玄関口として大歓迎をした]という記録が多く残されているそうで、

迎える際には全国から集められた食材を使って豪華なお膳を用意していた事からこの島が「安芸蒲刈御馳走一番」と呼ばれた事に由来しているよう。

通信使の行列人形を配した大きなジオラマなど、その当時の様子を再現しているのが「御馳走一番館」。

更に足を進めると、今度は「あかりの館」。世界の珍しい ランプがたくさん展示されていて、年代別に見ることができます。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 画像2

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) ランプの館

美しいガラスのランプもあり、かなりのコレクションです。

昔の交番的存在だった「蒲刈島番所」も再現

最後は 瀬戸内の交通の要衝として栄えた下蒲刈島に設けられていた番所(警備や見張りのための番人の詰所)を再現した「蒲刈島番所」。警護のための 弓矢や鉄砲などもあり、当時の様子を想像することができます。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 画像3

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 画像4

松濤園(しょうとうえん)の敷地内には、観賞用の庭園もしっかり作られていて、中には不思議な石像もあったりして 日本や、海の向こうの国の雰囲気も取り入れられている独特の味があります。

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 庭園1

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 庭園2

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん) 庭園4

下蒲刈 松濤園(しょうとうえん)の顔ハメ

下蒲刈島は、島全体を庭園のように整備する「全島庭園化事業(ガーデンアイランド)」が推進されているそうで、この松濤園もその一環として整備された施設なのだそう。

思い返してみれば、施設の中だけでなく 車が通る道沿いにも松の木や花が植え込んであったりしてすごく「手入れの行き届いた」島 という感じ。この島の雰囲気が凝縮された 松濤園で ゆっくりと過ごしてみては。

松濤園(しょうとうえん)
住所 広島県呉市下蒲刈町下島2277-3
時間 9時から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
入館料 大人800円、高校生480円、小中学生320円
問合せ 0823-65-2900
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