公開:2023/09/04 Mika Itoh │更新:2023/09/03
広島初の環状交差点(ラウンドアバウト)可部に導入、続いて八本松・庄原でも計画
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広島県内で初となる環状交差点(ラウンドアバウト)は、可部に設置されています。これに続き広島県では東広島市八本松のスマートICそば、庄原市のJR駅そばなどにラウンドアバウトの導入計画があり
広島県で初となる環状交差点(ラウンドアバウト)が、安佐北区可部に登場しています。この環状交差点は2020年12月26日に供用開始したもの。
大文字まつりのビュースポットでもある「高松橋」から東に向かう道と、寺山公園や可部高校から南にのびる道とが繋がる位置の交差点(広島市安佐北区可部東2丁目)に導入されています。
ラウンドアバウトといえば、凱旋門が有名!
日本国内ではまだ少ない環状交差点(ラウンドアバウト)ですが、海外では一般的で広く普及している交差点スタイル。
JAFによるとラウンドアバウトの発祥はヨーロッパ。フランスの観光スポットとしても有名なあの「凱旋門」も、周りがラウンドアバウトになっています。
日本では2014年の道路交通法改正で「環状交差点」として法律的に整備がスタート。国土交通省によると日本国内に環状交差点(ラウンドアバウト)は現在約140箇所あり、
中でも宮城県(20箇所)と京都・大阪・府中・奈良など近畿エリア(48箇所)に特に多く設置されています。
環状交差点「ラウンドアバウト」の進行方向は、時計回り(右まわり)
以下は、広島市安佐北区可部東の環状交差点(ラウンドアバウト)。
ラウンドアバウトの標識は、青ベースの丸看板に白い矢印が右回りに描かれています。
侵入前の道路には「ゆずれ」の文字と
看板も設置。
中心部には丸い中央分離帯「中央島」があり、これに沿って道が円を描いています。
ラウンドアバウトには信号機は無く(※まれに設置されている場所もあるようです)、ルールは環道(円の部分の道)に入っている車が優先され、必ず時計回り(右回り)で侵入します。
広島市のラウンドアバウトは住宅街にあるため、歩道もあり。
必ず一旦停止するために減速して交差点に入り、進行方向が一方向であることなどから、国内外に関わらずラウンドアバウトの導入後には交差点事故が激減したというデータもあるようです。
東広島市や庄原市にも、環状交差点(ラウンドアバウト)の計画あり
2023年9月現在、広島県内のラウンドアバウトは可部にのみ導入されていますが、今後は東広島市や庄原市にも導入される見込み。
2023年6月末から工事がスタートしている「八本松スマートインターチェンジ(仮)」そばでは、このスマートICに接続する市道にラウンドアバウトが導入される予定で、
庄原市では庄原都市計画道路の整備計画のなかに、庄原合同庁舎前の交差点をラウンドアバウトにする計画が盛り込まれています。
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