福山市総合体育館 2019年度中に完成、福山競馬場跡に建替え

公開：2019/03/12 伊藤みさ │更新：2019/05/26

福山競馬場の跡地に、2019年12月の完成に向けて新しい「福山市総合体育館」の建設が進められています。

福山市総合体育館 2019年度中に完成、福山競馬場跡に建替え
福山市総合体育館完成イメージ

福山市体育館は、福山競馬場跡地のすぐ横にありましたが、1968年供用開始より50年が経っており老朽化が進んでいることなどから、福山競馬場跡地へ移転・建替えへ。

福山市総合体育館は広工大生がデザインを手掛けた「福山東警察署野上交番」をエリア入口に置き、緑や遊具のある広場を挟んで奥側（芦田川側）に建設。

メインアリーナのほか、サブアリーナ・柔道場が一体となる2棟が造られ、完成後は2020東京オリンピック・パラリンピックに向けてメキシコチームが8競技の事前合宿に使用する予定となっています。

福山市営競馬場は2012年度に廃止され、その後取り壊し。

福山市競馬場画像1

福山市競馬場画像2
福山競馬場廃止前の場内の様子

広い敷地は更地となり、2016年2月に福山東警察署野上交番が開所していますが、それ以外は更地のまま。

福山競馬場跡地更地になった時の様子
2016年3月撮影

その後の用地活用に注目が集まっていました。

福山市総合体育館は2017年10月30日に起工式を実施。施設デザインは福山市に拠点を置き町屋Cafe＆Dining 恋しきやホテルいんのしまなどを手掛けた今川建築設計が担当。

福山市総合体育館と隣接する公園俯瞰図
完成予想俯瞰図

工事進捗率約50％の2019年1月30日には、関係者に工事現場を公開しました。

福山市総合体育館工事現場公開時の様子

福山市総合体育館の完成を前に、福山市は施設の愛称となる「ネーミングライツ」のパートナーを2019年2月1日～3月29日まで募集。

年額300万円以上で5年以上10年以下などが応募条件となり、隣接する公園の呼称にも冠し、建物外観やエリアの入口などに呼称が表示される予定となっている。

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