公開:2013/03/10 伊藤 みさ │更新:2013/03/10
総領町で 節分草(セツブンソウ)自生地公開中、庄原に小さな春の訪れ
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節分草(セツブンソウ)という、小さく可憐な花の自生地が 庄原市総領町で2013年も公開されています。 節分草や 福寿草(フクジュソウ) などが 春の訪れを感じさせてくれます
節分草(セツブンソウ)という、小さく可憐な花の自生地が 庄原市総領町で2013年も公開されています。
節分草(セツブンソウ)とは、早春に芽を出して 節分の頃に花を咲かせる事からその名が付いたと言われる花で、Wikipediaによれば 乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっているのだとか。
遠くから見ると分からないほど 目立つ存在ではないものの、白く儚げなその姿に魅せられる人は多く遠方から節分草(セツブンソウ)の撮影に来る愛好家もいるのだとか。
2013年は2月23日から3月24日まで、道の駅 リストアステーションにて公開中の 節分草(セツブンソウ)。その様子をご紹介します。
節分草(セツブンソウ)の販売や絵手紙教室などイベントも
節分草(セツブンソウ)の自生地があるのは、道の駅リストアステーションの後ろ側。
普段は ドライブ客が立ち寄ったりする比較的静かな道の駅ですが、今回筆者が訪れたのが土曜日 という事もあってか 駐車場に交通整理員が配置されていたり 近隣の山の幸・川の幸を販売する屋台も出ていたりして賑やか。
陽気なお父さんたちがヤマメなどを沢山焼いていていました。
ガラス張りのスケルトンドームの中では 節分草の生態を紹介したり 鉢に植えられた節分草を虫眼鏡で観察することもできます。
節分草の 写真コンテストなども開催されているようで、過去の優秀作品なども展示中。
ここから施設の裏側にある 小川にかかる橋を渡るとその先に 節分草の自生地が。
熱心にカメラのシャッターを押す人もいますが、一見、どこに 被写体があるのか分からず。近寄ってみると人差し指くらいの大きさの 小さな節分草がたくさん咲いている!
太陽の光は反対側からさしていましたが、アピールするようにほとんどの花がこちら側を向いて咲いています。
また、川沿いの道の脇には 節分草と同じく 春を告げる花として知られる 福寿草(フクジュソウ)もキレイに咲いています。
この辺りを散策しに訪れる人も多く、天気のいい日には暖かい風が心地よい絶好のお散歩コースです。
リストアステーションでは、自生地公開期間の土日を中心として 節分草保存会が種子から育てた節分草を数量限定で販売したり(1鉢1500円)、絵手紙教室が行われたり、3月10日に行われる節分草祭りでは 各種出店の他、エコストーブ作りワークショップ もあります。
冬は「雪が沢山降る」というイメージの庄原にも少しずつ春が訪れているので 遊びに行ってみては。
▼節分草 自生地公開(リストアステーション 裏)
[リストアステーションの場所を地図で確認する]
期間:2013年2月23日から3月24日(節分草祭りは3月10日のみ)
見学料:無料
駐車場:無料あり
庄原市 総領町の節分草公開チラシ2013(pdfファイル)
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