クジラに会える!庄原が海だった時代を感じられる、比和自然科学博物館
庄原市が昔海だったという事実、ご存じでしょうか?実はこの地でクジラの化石も発見されています。そんな歴史に触れられる「庄原市立比和自然科学博物館」を覗いてみましょう!
広島県の中でも山深い地域・庄原市ですが、じつはこの地はむかし「海だった」んだそう。緑がいっぱいの庄原市が海だったなんて、にわかには信じがたいですが、それを証明する博物館が庄原市比和にあります。
数年前にはクジラの化石も発見され、2012年から「庄原クジラ」などの化石が庄原市立比和自然科学博物館にて展示されているということで、早速 見に行ってみました。
クジラの化石は、庄原市役所 比和支所の2階にある「比和自然科学博物館 分館」で見る事ができるようです。目立った看板が出ていないため、少し分かりづらいかも。
建物に近寄ってみると、小さな壁画が飾られていて「中国山地でクジラウォッチング」と書かれています。庄原市役所 比和支所の入口から入って2階に上がればOKのよう。
博物館の見学は、大人300円。隣にある比和自然科学博物館(本館)の1Fの受付で料金を支払ってから、分館の2階に向かいます。いざ!
クジラが優雅に泳いでいた時代にタイムスリップ!
庄原市役所 比和支所の中に入り階段を上がると、クジラ博物館の入口に到着。庄原を含む中国山地をクジラが泳いでいた時代へタイムスリップするかのような通路を通って先へと進みます。
奥の部屋に入ると、
正面には巨大なクジラが!なかなか迫力あります。展示されている化石と、再現されたクジラのオブジェの様子は以下の動画より。
この巨大なクジラが昔、庄原エリアを泳いでいたなんて、驚きですね!
部屋の中では、潮の音やクジラの鳴き声などが聞こえてきて、雰囲気もあります。実際に発見されたクジラの骨が展示され、
その上部に、骨の大きさをもとにしてクジラが再現されています。
ここには、発見されたクジラ類化石が展示されているほか、真珠の化石もあり、
ルーペを覗きこんでみると、貝の中心に残る真珠の姿も見ることが出来ます。
さらに入口横には、歴史を映像で案内してくれるパネルや映像もあり、
子供たちは動画を座り込んで楽しんでいました。
地学分館にはクジラだけじゃない!
クジラが展示されているその隣の部屋は、「岩石と鉱物の展示室」。
展示室には、世界の様々な種類の岩石や鉱物、綺麗な誕生石からアンモナイトまで、沢山展示してありました。
壁沿いにはたくさんの引き出しがあり、これを開けると
ケースに入った様々な鉱物や原石など、カラフルな石たちを手に取って観察することが出来ます。小さな博物館ですが、結構充実していて見応えもあり、子供も大人も楽しめます。
また、ここは「分館」なので、「本館」もあり。本館にはちょっと驚く数と種類の標本が展示してあり、こちらもナカナカですよ…。詳しくはこちらから。
比和自然科学博物館 科学分館 | |
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住所 | 広島県庄原市比和町比和119-1 |
時間 | 9時~17時まで |
駐車場 | あり。無料 |
問合せ | 比和教育室 0824-85-3005 |
備考 | 休館日 年末12月29日~1月4日まで / 入館料300円 |
※内容は執筆時のもの。確認してからお出かけ下さい。
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