修善院、有名ランナーの靴と走りの神様がいるお寺
修善院(しゅぜんいん)という、広島県世羅町のお寺で貴重なものを特別に見せて頂きました。走りの神様(韋駄天)がいるお寺には、トップアスリート(ランナー)のシューズが沢山奉納されている!
修善院(しゅぜんいん)という広島県世羅町のお寺には、世界で活躍する一流アスリートたちのシューズが奉納されています。
世羅町といえばなんといっても「駅伝が強い」世羅高校がよく知られており、高校の正門前には「優勝記念碑ロード」が設けられるほどの常勝校。
クロスカントリーコースが作られていたりと、世羅の町は陸上選手を育てる環境が整っています。そんな世羅のランナーを見守るかのように、修善院は高台に建てられていました。
修善院には”足の早い神”とされる韋駄天(いだてん)が祀られていて、陸上選手が参拝に訪れる事も多いという有名なお寺だそうです。
修善院に奉納され、棚に並べられていたシューズはおよそ20足。有森裕子・高橋尚子・朝原宣治などなど日本を代表する一流ランナーのシューズばかりです!
走りの神がいる修善院、11月には韋駄天講も開催
奉納された靴はいつでも公開展示されているものではないそうですが、今回は間近で見せて頂く事ができたのでまずは動画でご紹介。
修善院、広島県世羅町にアスリート靴の神様がいるお寺快く撮影に応じてくださった神田敬州 住職も実は世羅高校のOBでコーチをしておられるそうで、世羅高校 陸上部にまつわる歴史やお寺の裏山にあるクロカンコースの事などを沢山教えて頂きました。
また毎年11月には韋駄天講(くつ供養式典)が開催され、世羅高校の陸上部選手たちをはじめとして 全国から集まったランニングシューズを供養する儀式を執り行うそうです。
住職さんの話によれば シューズはおよそ1000km走るとボロボロになるそうですが、世羅高校の選手たちが年間に履きつぶすシューズはおよそ8足(!) シューズの数も走る量も驚きですが、彼らと共に歩んで来たシューズに感謝を込めて供養するのだそうです。
「駅伝のまち 世羅」ならではのお寺とエピソードですよね!ご興味のある方は一度訪ねられてみては。
(お庭にある韋駄天の像)
(世羅のまちを見下ろす鐘つき堂)
臨済宗 修善院 | |
住所 | 広島県世羅郡世羅町本郷1238[地図で確認する] |
駐車場 | あり(お寺の下の広場) |
備考 | 修善院 ホームページ |
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