公開:2020/05/16 伊藤 みさ │更新:2020/05/16
広島県は感染レベル引き下げ、条件付きで施設制限解除へ
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- 広島ニュース
2020年5月15日より広島県内では「感染状況レベル」は「2」に引き下げられています。一部施設を除く施設の利用・営業自粛解除、外出自粛の緩和など詳細と県知事からのメッセージ
広島県は新型コロナウイルスに関する県内の状況などを踏まえ、2020年5月15日より「感染レベル2」としました。
写真はイメージ
広島ではこれまで、複数のクラスター発生もあり合計で160名を超える感染者が確認されています。
予断を許さない厳しい状況が続いていましたが、新たな感染者が少なくなっている事などから、5月11日一部施設の使用制限要請を緩和。
これに続き広島県への緊急事態宣言解除・新たな感染者数ゼロが続いていることなどを受け、15日に大半の施設への営業自粛要請を解除(クラスター発生例のある一部施設は引き続き自粛要請)。
県民へは「全日の外出自粛」から、「週末の不要不急の外出自粛」へと移行しています。
ただし、3密の徹底回避や手洗い・咳エチケット・ソーシャルディスタンスのほか、緊急事態宣言対象地域はもちろん、県をまたぐ移動については引き続き控えるよう呼びかけられています。
広島県では「感染状況レベル」をHPで掲示
以下の動画は、湯崎広島県知事からのメッセージ(5月9日公開)
広島県のホームページでは「新型コロナウイルス感染症に関する情報」をまとめて掲載。また感染の蔓延状況に応じて、レベル4~1までの段階に分けて「現在の感染状況レベル」を表示させています。
※2020年5月10日時点。最新の情報をご確認ください
5月10日までは最も感染の状況が厳しい「レベル4」となっていましたが、11日に「レベル3」、15日に「レベル2」へと引き下げられました。
県からの事業者への休業要請・県民への行動指針についてはこのレベルに応じて発表されることとなっています。
感染状況レベルは新規感染者数のほか、医療機関の患者受入状況/PCR検査体制 などの確保状況から、専門家の意見をもとに判断される。
最終的には、緊急事態宣言の解除見込みである2020年6月1日に「レベル1」へ移行できるようにするため、状況をみながら段階的にレベルをさげていく方針とのこと。
ただし、県民・事業者への制限を一気に緩めると再度感染を招く恐れがあることから、外出の自粛・他者との距離をとること・県をまたぐ移動の自粛・テレワークなどの積極的活用などが、引き続き求められています。
感染状況レベルは引き上げられることもあるため、これまでの多くの人・事業者・企業の努力を無駄にしないためにも、一丸となってこの状況を乗り越えていきたい。
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