公開:2013/06/15 Mika Itoh │更新:2019/09/15
広島 かき船、2013年度で終わりに?国土交通省から通告
広島でお馴染みの「かき船」が、存続の危機…国土交通省が「かき船」に対して2014年以降の河川利用を認めないと通告を受けたことにより「かき船かなわ」と「かき舟ひろしま」が対応を迫られています。
かき船かなわ、かき舟ひろしま、という広島市中区の元安川に浮かぶ2船の カキ船が、2013年度中で営業終了となるかもしれない。かき船が突然 存続の危機に迫られていてるのは、
国土交通省から かき船に対して以下のような通告があった事が原因であると時事通信社が報じています。
河川事務所は、2店が川の流れを妨げていると指摘。水面からの高さが5メートル以上あり、暴風雨時などに橋をくぐって別の場所に待避することもできない。豪雨時にはたびたび係留ワイヤに漂流ごみが付着。91年の台風19号では、2船とも漂流して上流の平和大橋に衝突した。
こうした問題を受け、事務所は2008年7月、同公園一帯の観光振興に力を入れる広島市にカキ船の取り扱いを相談してきたが、結局は「川の拡張は河岸緑地の縮小など別の面で影響が大きい」(市観光政策部)として、具体的な対策が講じられないまま協議は終了。
事務所は今年3月、2店に対し「現状の形態では14年度以降の河川占用許可書の交付は難しい」と事前通告した。(一部抜粋)
国土交通省太田川河川事務所は、カキ船の観光資源としての重要性を理解した上で、上記のような問題あったことから広島市との間で かき船の取り扱いや様々な問題に対する解決策を模索していたようですが、
対策が見つかっていなかった事から「かき船かなわ」と「かき舟ひろしま」の2店舗に、2014年以降の河川占用許可書の交付が難しいと通告する結果に至ったとのこと。
広島の観光資源として人気のある「かき船」。行方が見守られます。
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