広島 感染状況初のステージ3、集中対策で公共施設休止や時短要請も
広島県内では新型コロナの感染拡大に歯止めがかかっていない状況であり、感染状況は初めてステージ3が適用されました。県は2021年6月1日まで集中対策を行うと発表しています
広島県は2021年5月7日に、「新型コロナウイルス感染症拡大防止集中対策」の取組を5月8日~6月1日まで実施すると発表。
また、広島県内の感染拡大に歯止めがかかっていない状況で感染状況をステージ3に引き上げたことも発表されています。
ステージ3が適用されるのは、初。
感染状況のステージは国から指標が示されており、【ステージ3】とは感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階 のこと。
クラスターが広範に多発する等、感染者が急増し、新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制への負荷がさらに高まり、一般医療にも大きな支障が発生することを避けるための対応が必要な状況。
県内では特に広島市と福山市で感染が拡大しており、中でも広島市は【ステージ4】相当であると発表。(爆発的な感染拡大・深刻な医療提供体制の機能不全を避けるための対応が必要な段階)
これに伴い、2021年5月8日より様々な集中対策が実施されています。
集中対策の内容、県全体で人と人との接触8割減へ
以下は2021年5月7日に行われた湯崎広島県知事の会見。
「早く深く短く」抑え込むため、県全体では人と人との接触の8割削減を目指すとし、県民には
- 外出機会の半減(例:毎日の買物を2日に1度に減らす、時間を半分にするなど)
- 出勤者の7割減
- 対象エリア、店舗における時短営業
の要請を行う。また、特に感染が拡大している広島市・福山市の全事業所を対象にPCR検査集中実施という、2つの戦略で集中対策。
詳しい内容は、会見動画や広島県HPにてご確認ください。
また、この集中対策に伴い広島市と福山市では、文化センター・ホール・展示施設・図書館・スポーツセンター・動物園・植物園・福祉センター・公民館など多くの施設が臨時休館。
休館・利用休止が始まる日にちは施設により異なるようですが、広島城、平和記念資料館も含まれており、大型遊具の使用が禁止されているところもあるためご注意を。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際は公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
あわせて読みたい
- チュート・ゆりやん・ミキ・コットンら出演 吉本新喜劇&バラエティー、呉・廿日市公演が決定
- 広島のど真ん中で!「ひろしま盆ダンス」盆踊りで一体感、平和と交流の夏祭り
- 上白石萌音がナレーター「はだしのゲン」テレメンタリー2023で放送
- カープコラボの広島ナンバー、いよいよ10月交付開始 事前申込は9月から
- 無料見学会!広島駅ビル2階へ乗り入れる路面電車、工事の様子間近で
- 2023年8月6日、鎮魂と平和の願い込め「とうろう流し」広島で