公開:2013/11/21 Mika Itoh │更新:2021/10/17
低い虹、海と水平にかかる美しく珍しい虹が出没!
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- 広島ニュース
2013年11月18日、広島県廿日市市に珍しい虹を見ることが出来た。この虹は、廿日市市にかかった虹で空に高く伸びるアーチ型の普通の虹に比べると、かなり低い。海と水平に横に伸びている珍しい虹です。
2013年11月18日、広島県で珍しい虹を見ることが出来た。この虹は、世界遺産・厳島神社のある宮島の対岸にある廿日市市(はつかいちし)にかかった虹で
空に高く伸びるアーチ型の普通の虹に比べると、かなり低い。海と水平に横に伸びている珍しい虹です。
photo by 田畑さん
この虹の写真は、宮島と対岸を結ぶフェリー・宮島松大汽船から撮影されたもの。
宮島側から見ると、低い虹をハッキリと観測することができたようです。
虹が低く水平になるのは、なぜ?
photo by 久保田さん
めずらしい低い虹に、シーカヤック中の男性もウットリと見惚れています。
しかし、どうしてこんなに低い虹が誕生したのか? 低い虹が出る理由について、気象予報士・山下勇さんによると以下の様に解説されています。
よく見かける虹は、空にかかる半円形である。虹の頂の高さは太陽と自分を結ぶ延長線から、40度と42度の間に出来る。したがって、太陽が低い朝夕には高い虹が出来、昼間は低い虹になる。(低い虹は)太陽が高いところにあるため、虹が低く頭の部分だけが見えている状態だ。高い虹は背景の雲が白や灰色で見えやすいが、低い虹は山の木々の色に重なったりして見えにくい。また、そんな低いところに虹が出るとは思っていないことも多く、虹とは気づきにくいのも、水平に近い虹をあまり見かけない原因である 気象ひとくちメモ
つまり、低いところに出る虹は出没率が低いというわけではなく、“普段 気が付かないことが多い”ということのよう。とはいえ、普段はなかなかお目に掛かれない虹だけに、珍しい光景に出会うととても得した気分になりますよね。
よく目を凝らして見ていたら、今日もそんな虹に出会えるのかもしれない。
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