ベトちゃんドクちゃんの「ドクさん」広島国際大学の客員教授に就任
広島国際大学の客員教授にドクさん就任。ベトナムで兄のベトさんと結合双生児として生まれ、後に分離手術を受けていたドクさんが2017年4月1日、広島で客員教授に就任した。
広島国際大学は、ベトナム戦争の枯葉剤の影響で結合双生児として生まれ分離手術を受けた“ベトちゃんドクちゃん”で知られるグエン・ドクさんを、医療福祉学部の客員教授に迎えたと発表しました。
写真はイメージ
広島国際大学の広報室によると、ドクさんの体験から福祉を考える上で欠かせない平和・命の尊さについて講演してもらう予定とのこと。
ベトナム戦争の際にアメリカが散布した枯葉剤の影響から、双子の兄・ベトさんの下半身と結合した状態で生まれたベトナムのドクさん。
後にこの双子が分離手術を受けたことは、日本でも大きなニュースになりましたが、その分離手術やその後の支援に日本も関わっていました。
ドクさんはその後 歩行可能になり、兄のベトさんは2007年に亡くなっています。
また広島国際大学は、2017年3月27日に東広島キャンパスに「アジア介護・福祉教育研修センター」を開所。
福祉先進国・日本の「日本式介護」を高齢化の進むアジア諸国が必要としていることから、今後介護・福祉分野において国境を越えた人材交流を進めていくとのこと。

2017.04.01 16:35 [writer]Mika Itoh
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