世界初!路面電車に追従して自動運転するバス、広島で実証実験へ
広島市内を走る路面電車に追従して自動運転するバスの実証実験が、世界で初めて広島で行われる。これは広島大学が発表したもので、世界でも初の試みとなる。
広島大学が、路面電車の後ろをついて自動運転するバスの実証実験を2019年11月17日に行うことを発表しました。
写真はイメージ
これは、国土交通省の『道路政策の質の向上に資する技術研究開発』の研究テーマである「質の高い交通時代のモビリティの価値の計測手法開発に関する研究」の一貫で広島大学が発表したもので、
広島市内を走る広島電鉄の路面電車の軌道敷内を、路面電車と協調してバスを自動走行させるという、世界でも初めての試みとなります。
広島ならでは、路面電車の軌道敷内に自動運転バスを
広島大学の発表によると、公道実証実験ではあらかじめ依頼された人が自動運転バスに乗車し、自動運転バスをモニターとして体験。
- 交通規則区間内での走行(後退含む)
- レーンをキープ
- 路面電車への追従
- 自動運転の停止制御
- 自動運転による車線変更
- 自動運転による軌道侵入
- 自動運転による軌道退出
- 手動運転による車線変更
などを実験し、バスが自動運転でスムーズに走行できるかをチェックする。
2019年11月17日の未明から明け方にかけて、広島市中区の舟入川口町電停を含む区間で行われる予定となっています。
未来のクルマは、どうなっていくのか
近年、乗用車にも様々な自動運転機能が追加されてきました。
自動ブレーキや車間距離の維持、車線からはみ出さない、前の車に追従させる、設定速度での自動運転…などなど、様々な自動運転機能が追加されており驚くほど車も進化を遂げていますが、
世界最高峰の運転支援技術を搭載した車として去年発表された「アウディA8」 / イメージ
路面電車の軌道を使って電車に追従させるといった自動運転は、世界でも例が無いといいます。広島の交通事情がどのように変化していくのか、これからも目が離せません。
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