公開:2021/12/16 伊藤 みさ │更新:2021/12/16

広島でも幸先詣はじまる、限定の御朱印授与も

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コロナ禍の初詣は、事前に幸をいただく「幸先詣(さいさきもうで)」で。密を避けてお参りができるよう、各神社が対応をしています。2022年のお正月はゆっくり自宅で過ごそう

年明けまで1ヶ月を切り、何かと気ぜわしくなってきました。年末の掃除やお正月のことを考える時期ですが、今年も新型コロナウイルスの感染対策として、各神社では初詣での混雑を防ごうと

幸先詣(さいさきもうで)を呼びかけています。

広島でも幸先詣はじまる、限定の御朱印授与も

「初詣」は年明けに神社に参拝する行事ですが、幸先詣(さいさきもうで)は初詣を年末に前倒しして行うもので、「幸先よく新年を迎えられますように」との願いが込められています。

年明け前に初詣を済ませてもいいもの?

3密を避けるためとはいえ、年が明ける前に初詣を済ませてしまってもご利益あるのか?気になりますが、

広島市の護国神社などが幸先詣を開始した「12月13日」は “正月事始め” の日。
正月事始め(しょうがつ ことはじめ)とは、新年を迎えるための準備を始める日で、

  • 現代の大掃除のもとになっている行事「煤払い(すすはらい)」
  • 門松の材料を取りに行く「松迎え」
  • お雑煮を炊くための薪を山に取りに行く

などの習慣があるほか、12月13日は婚礼以外の万事に大吉とされる「鬼宿日(きしゅくにち)」にあたることから、年神様を迎える準備を始めるのにふさわしい日とされています。(参考:暮らし歳時記)

そのため、例年では年明けに授与していた 破魔矢/熊手/土鈴 などの縁起物を、幸先詣で2021年内に授与するという神社も多くみられ、全国各地の神社が「幸先詣」を呼び掛けています。

護国神社など、広島で幸先詣を呼び掛けている神社

広島では、以下の神社などが幸先詣(さいさきもうで)についてアナウンスしています。以下は一例。

広島護国神社

住所:広島市中区基町21-2
期間:2021年12月13日~12月31日18時まで
備考:破魔矢・熊手・土鈴などの縁起物の授与を行う。なお、「幸先詣」は大晦日までとなるが、お正月の縁起物授与は2022年2月13日まで行うとのこと。

邇保姫神社

住所:広島市南区西本浦町12-13
期間:2021年12月10日~12月31日まで幸先詣の期間
備考:年迎えの期間は12月1日~2月末までに、との案内。祈願は完全事前予約制。1月1日の祈願受付は停止

空鞘稲生神社

住所:広島市中区本川町3-3-2
期間:2021年12月13日~31日17時までが幸先詣の期間
備考:お札、御守、縁起物授与を行う。限定の御朱印も用意されている(書置きのみ)

草戸稲荷神社

住所:福山市草戸町1467
期間:12月1日~12月29日までを幸先詣の期間とする
備考:矢熊手・縁起物の授与はなくなり次第終了だが、2月末まで準備する予定

いくつかの神社について紹介しましたが、新たな生活様式の一つとして幸先詣での分散参拝は多くの神社が取り入れています。詳細については、お参り予定の各神社でご確認ください。

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