広島港クルーズターミナル、待合棟とCIQ棟の2棟で豪華客船おでむかえ

公開：2024/10/05 伊藤みさ │更新：2024/10/05

訪日客（インバウンド）需要の増加を受け、広島県が整備した
広島港クルーズターミナルが2024年3月末より供用開始となっています。

広島港クルーズターミナルは、広島港の宇品外貿第5バースそばに出来た平屋建ての建物で、待合棟とCIQ棟（税関・出入国管理・検疫手続き等を行う）の2棟で構成。

夕方からのライティングがガラス面に映えて美しく、屋根はしなやかな曲線が美しい、特徴的な形をしています。

この形は客船がやってくる海側から見たときに、平和都市広島の象徴・鳩の翼に見えるようイメージしたもの。近くから見るとわからないですが、建物のデザインに広島らしさが隠されていました。

編集部が訪れた日はクルーズ船（ナショナルジオグラフィックレゾリューション）の寄港がまさに行われていました。CIQ棟は締め切られ中を伺い知ることはできませんでしたが、

待合棟は（この時は）出入り可能。パラダイスの塔側にはトイレも設置されています。

待合棟の海側はガラス張り。景色や船を正面に眺められます。

ガラス面の衝突防止マーク（シール）が広島らしいアイテムになっているのがちょっとかわいい。

変わった形のソファベンチは瀬戸内海の島々をイメージ？

そのほか、外貨両替機も設置されていました。

クルーズターミナルの2つの棟の横にはパラダイスの塔があり、

パラダイスの塔の前には待合棟の2F（屋上展望フロア）に上がれる階段が設置されています。

上からも海や船を見学できるような、シンプルなエリアになっていました。

客船の入港や出港のタイミングに合えば、手を振ってお出迎え・お見送りしてあげるのもいいですね！

豪華客船をお迎えしていた以前の宇品波止場公園内施設「インフォメーションセンター」は、以下のような感じでした。

ビフォー

アフター

広島港クルーズターミナル
住所	広島県広島市南区宇品海岸（波止場公園内）
周辺	宇品波止場公園について宇品外貿第5バースについて広島市南区グルメ／広島市南区スポット／南区おでかけマップ

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