建替え中の 広島新駅ビル 広場デザイン公開、完成イメージ具体的に
建替えを行っている広島新駅ビルの象徴的な部分のデザインが完成。新駅ビルがJRと広電の接続部となり、そこにつくられる広場は「広島の玄関口」としてふさわしい「川」をイメージさせるものに
2025年春開業に向けて建替え工事が進められてきた 広島新駅ビル(広島駅南口)の建物の象徴的なエリア「広場」についてのデザインが決定したとしてJR西日本が詳細を発表しました。
2021年2月18日発表時デザイン(今後の設計及び関係機関との協議により変更される場合あり)
広島新駅ビルでは、広島電鉄の路面電車とJRとの接続がよりスムーズになる「駅ビル2階部分への高架乗り入れ」がこれまでの形と大きく異なる点で、利用者からも注目が集まるところ。
その接続部分は「広場」として設計され、広島・せとうちの玄関口にふさわしい “穏やかな川の水面や雁木、「水の都ひろしま」を表現する広場” がデザインコンセプトになっています。(デザインは広島出身の建築家が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.」が監修、ONOMICHI U2なども手掛ける)
大きなガラス面から太陽の光が入り、商業施設壁面に川の水面がゆらめくよう。3階テラスは水辺にせり出す雁木をイメージし、穏やかな水辺空間を表現。
屋上広場も雁木イメージ、イベント開催も
広島新駅ビルの7~9階部分にも「雁木」をイメージした大階段が設けられ、景色を眺めたり休憩もでき、イベント開催などでも使用できる屋上広場が整備される。
広島初登場のシネコン、松竹マルチプレックスシアターズ
広島新駅ビルの7~9階部分にはシネマコンプレックス「松竹マルチプレックスシアターズ」が出店。
松竹マルチプレックスシアターズは、松竹作品をはじめとする邦画や人気アニメ・ハリウッド洋画大作など、様々な作品が上映されるのはもちろん、
コンサートや観劇、オペラ、スポーツのライブビューイング、シネマ歌舞伎など、バラエティに富んだラインナップを楽しむことが出来るとのこと。
建替え後の広島駅ビル、フロアイメージ
建替えされる広島駅南口の駅ビルは、地上20階・地下1階で、高さは約100mほどの規模になる予定で、
1Fには駅前広場、店舗面積約25000㎡となる商業エリアには、2階~6階にショッピングセンター、7階にシネマコンプレックス「松竹マルチプレックスシアターズ」が入り、
7階から20階までは、約400室規模の宿泊施設でJR西日本ホテルズの新規ブランド「ホテルヴィスキオ」が予定されています。
広島新駅ビル フロア構成イメージ
新しくなる広島駅ビルは、駐車場も充実
新しくなる広島駅ビルには、直結した別棟駐車場(約500台)のほか、駅北西にも別棟駐車場(約400台)が計画されているとのこと。
建替えスケジュールは、2020年3月末で現駅ビルを閉館・4月から駅ビル建て替え工事の着手、2025年春に開業予定となっています。
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