広島駅前からカープロードまでを結ぶ「ペデストリアンデッキ」が完成

公開：2024/03/15 伊藤みさ │更新：2024/03/15

JR広島駅の南側で広島市が進めてきたカープロードの「ペデストリアンデッキ（歩行者専用橋）」が完成、2024年春より供用開始となります。

このペデストリアンデッキは広島駅からマツダスタジアムへの歩行者のアクセスをスムーズにすることや、カープの試合開催時の交通混雑の緩和が期待されるもの。

特に、開かずの踏切である「愛宕踏切」の周辺が混み合うことから、ペデストリアンデッキで踏切周辺の道路を越えることが出来るようにペデストリアンデッキが延長されました。

このペデストリアンデッキは現在、エキシティヒロシマの屋外エスカレーターから入り、そのままマツダスタジアム方向へとのびています。

2020年5月撮影時のもの

2020年の完成時は愛宕跨線橋に接続したところまでとなっていましたが、

2020年完成時の様子

ペデストリアンデッキから見た様子（2020年5月撮影時）

この春から供用開始となるのは、愛宕跨線橋から分岐してスタジアム方面へとのびた一部分となっています。

ペデストリアンデッキは愛宕踏切の前を越えたところで終了となり、その先は階段をおりてカープロードに繋がります。

広島市の資料によるとエキシティヒロシマの歩行者デッキから、この階段までは約110m。供用開始は2024年3月下旬の予定となっています。

降りてから先のスタジアムプロムナード入口までは、カープ試合開催時の歩行者の通行がより快適になるよう平面で道路の両側に歩道が整備されます。

駅側も、新・広島駅ビルが完成すれば、駅の2F部分とエキシティヒロシマの歩行者デッキが繋がる予定のため、

新駅ビル完成後には広島駅から愛宕踏切南側までを橋上で行き来できるようになり、より歩行者のアクセスが快適になる予定となっています。

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