公開:2021/01/13 伊藤 みさ │更新:2021/04/11
尾道で築140年の古民家を旅館「アズミ瀬戸田」へ、銭湯付の別棟「ユブネ」と同時オープン
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広島県尾道市瀬戸田の「しおまち商店街」に、ホテルブランド「Azumi」の第一号物件・Azumi Setoda(アズミ セトダ)が2021年3月オープン。また別棟の銭湯+旅籠 yubune(ユブネ)も同時オープンする
広島県尾道市の沖に浮かぶ生口島(瀬戸田町)に、新たな旅館・Azumi Setoda(アズミ セトダ)と、宿泊設備もある銭湯・yubune(ユブネ)が、2021年3月に同時開業します。
旅館は、尾道市瀬戸田で約140年佇む「旧堀内邸」を活用したもの。歴史ある貴重な建築様式は活かしつつ、日本の伝統建築を用いて改装されました。
尾道市が「旧堀内邸」を観光拠点としての活用するために実施した公募で、瀬戸内ホールディングスとナル・デベロップメンツ(京都府京都市)が協働してホテル開発を提案し、事業者として選定。その後、改修工事が行われて形になりました。
アズミ瀬戸田は、ホテルブランド Azumi(アズミ)第1号
瀬戸内ブランドコーポレーションが2020年4月に公開した外観イメージ
ホテルブランド「Azumi(アズミ)」は、ナル・デベロップメンツが2020年10月に新しく立ち上げたもので、「Azumi Setoda」が第一号。
ラグジュアリーさを追求する場所ではなく、家庭的なおもてなしの心とその土地の文化・コミュニティ・芸術・食材に光を当てる存在、というのが「Azumi」のコンセプトとなっています。
アズミ瀬戸田「かつての堀内邸に招かれたような体験」を
築140年の古民家「旧堀内邸」は、瀬戸田港の近く「しおまち商店街」沿いに建つ、製塩業・海運業を営んだ堀内氏が建てたお屋敷。
街のシンボル的存在でありながら、長く空き家となっていましたが、その貴重な建築様式を生かしながら日本の伝統建築の手法を用いて改装。
50平米~70平米のゆったりした客室(計22室)に加えて、庭園・レストラン・バー・ラウンジ・ショップなどで構成されます。
「Azumi Setoda」ベッドルーム (Photo Tomohiro Sakashita)
敷地中央に庭園があるほか、各客室には垣根で仕切られた個別の坪庭もあり。それは景観的役割だけでなく、瀬戸田ならではの潮風・日差し・湿気といった気候に合わせて、それらの調整役としても機能する。
各客間ごとに設計されている坪庭 (Photo Tomohiro Sakashita)
食事は、古(いにしえ)の時代に海を渡ってきたと推測されるハーブやスパイスを使いながらも、地元の豊かな食材を使用したメニューで「かつての堀内邸に招かれたような食体験」を表現する。
銭湯付帯型の宿泊施設・yubune(ユブネ)、別棟を新築
「Azumi Setoda」の向いに同時オープンとなる「yubune(ユブネ)」は、銭湯とサウナ、湯上りラウンジといった温浴施設に、14室の客室も備わる “旅籠(はたご)”に。
旅人や地域にも幅広く開かれる施設として運営されます。
アズミ瀬戸田/ユブネ | |
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住所 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269 |
開業日 | 2021年3月 |
旅館内容 | Azumi Setoda(アズミ瀬戸田):宿泊費は約65000円~(税・サ別、朝食込) |
旅籠内容 | yubune(ユブネ):宿泊費は約20000円(税・サ別)~ |
備考 | 予約はそれぞれ、公式サイトにて受付中 |
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