公開:2013/10/23 伊藤 みさ │更新:2013/10/23
尾道 ベッチャー祭りの御旅所(おたびしょ)、鬼神の面や神輿を間近で
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尾道ベッチャー祭りの旧神輿と三面の展示がされている 御旅所(おたびしょ)。尾道商店街の中に、2012年10月に完成しました。鬼神(ベタ(ベッチャー)、ソバ、ショーキ)の歴代の面が見られます
尾道ベッチャー祭りの旧神輿と三面の展示がされている 御旅所(おたびしょ)。
尾道商店街(尾道市土堂)の一角に、新しい木の香りが残るそれを見つけました。御旅所とは、yahoo辞書によると「神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。神輿(みこし)宿り。仮宮。旅の宮。おたびどころ。たびしょ。」というもの。
神輿の宿り場 という事で 賽銭箱もここには用意されていて、お参りをする人もいるようです。
尾道 ベッチャー祭りは尾道市民にはとてもなじみ深いお祭りで、三人の鬼神がこどもたちを追いかけては「祝い棒」や「ササラ」で頭を叩いたり身体を突くちょっと刺激的なところが特徴のお祭りです。(実際のところは、鬼神にたたかれたりするとご利益があると伝えられているため、みんなに囲まれて鬼神の方が追いつめられている感もありますが)
尾道ベッチャー祭り 鬼しシバかれ「ありがとう」!? 祭りの実際の様子はこちら
ベッチャー祭り 御旅所は みんなでつくった「たからもの」
(尾道商店街の様子。画像右手に御旅所)
ベッチャー祭り御旅所は2012年10月に新しくお披露目された新しいもので、床も壁も天井もきれい。ベッチャー祭りの公式FBページ(ツイッター)によれば、商工会青年部の方が協力してここを整備されたそうで お披露目の際には「三月から取り組み作り上げた仲間たちの宝物」と紹介されているのが印象的です。
ベッチャー祭りで使用された「旧神輿」や、鬼神「ベタ(ベッチャー)、ソバ、ショーキ」の面もいくつかあり、昔のものは今とはだいぶ違った面だったのか?ひょうきんな表情の面もあります。
展示されている御神輿は明治2年に制作された(と考えられる)ものですが、ベッチャー祭り当日などは現役の御神輿が鎮座されて練り歩き(ベッチャー祭り最終日)の起点になります。
毎年11月1日から3日まで行われる 尾道ベッチャー祭り。祭り当日に行けない…という方も御旅所(おたびしょ)でその文化に触れてみては。
場所:尾道市土堂1丁目[場所を地図で確認]
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