公開:2025/01/23 Mika Itoh │更新:2025/01/23
映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」広島・尾道のおばあちゃんのドキュメンタリー
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- 映画ニュース
広島県尾道市の山間で暮らすおばあちゃん・石井哲代さんのドキュメンタリー映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」。人生100年時代のモデルとして注目された哲代さんの101~104歳までの日常を追った。
映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』が、2025年1月31日より広島県にて先行公開となります。
自宅で熱いお茶を飲む哲代さん
制作はRCC、ナレーションはリリー・フランキー。
本作の主人公・石井哲代さんは、広島県尾道市に住むおばあちゃん。 “人生100年時代のモデル” として中国新聞やRCCテレビが取り上げ、
その前向きな姿勢や行動力・ユーモアある言葉などが人気となり、これをキッカケに映画化が決定。
哲代さんの101歳~104歳までの日常を追ったドキュメンタリーとなっています。
老後は不安?「生きとるからこそ出来ることがいっぱいですよ」
世界でもトップレベルの長寿国と言われる日本。2024年に厚生労働省が発表したデータによると、2007年生まれの半数は107歳まで生きると推測されています。
江戸時代は「人生50年」と言われていた平均寿命も、今やその倍の「人生100年」。これが当たり前となる時代が、もうそこまで迫っています。
畑で育てたわけぎを刻んで料理する哲代さん
年を重ねていくと、体力の衰えや見た目の老化・脳の衰えなど、下を向きたくなるような事が増えてきますが、哲代さんは「生きとるからこそできることがいっぱいですよ」と笑います。
100歳を超えた1人暮らしの哲代さん。心が錆びない生き方をしているのは、そんなマインドが大きいのかもしれません。
家の周りの草を抜き、パワフルに歌を歌い、何でも美味しく食べ、いつもご機嫌に過ごしているユーモアにあふれた哲代さんでも、
教え子たちとの同窓会で歌う
子供を授かれなかった事への葛藤や、本家を守らねばという責任感、遠く離れて暮らす寝たきりの妹さんへの想いなど、いろんな気持ちを抱えて生きています。
哲代さんと夫・良英さんの若き日の写真
老いは、誰にでもやってくるもの。
哲代さんは どこにでもいる普通のおばあちゃんですが、そんな哲代さんの姿だからこそ、自分や自分の家族の未来と重ね合わせながら観ることができ、
あらためてこれからの「生き方」を考えたくなる、そんな作品となっています。
映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』は2025年1月31日より広島県で先行公開。
広島での上映は、八丁座・Tジョイ東広島・呉ポポロシアター・シネマ尾道・福山駅前シネマモードにて。初日来場者プレゼントや監督らの舞台挨拶については公式サイトで確認を。4月からはシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開となります。
©『104歳、哲代さんのひとり暮らし』
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