公開:2018/09/10 伊藤 みさ │更新:2018/09/10

広島・西条が舞台!川栄李奈「恋のしずく」お酒と人にほんのり酔う温かいストーリー

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川栄李奈初主演映画「恋のしずく」が10月20日公開。広島県東広島市西条の酒蔵が舞台の物語で、大杉連・小野塚勇人・宮地真緒など豪華キャストが脇を固めます。

東広島市西条で撮影された映画「恋のしずく」が、2018年10月13日に広島県で先行公開、10月20日より全国公開となります。

恋のしずく、川栄李奈 初主演映画は広島の人と酒作りにほんのり酔う温かいストーリー
©2018「恋のしずく」製作委員会

恋のしずくは、元AKB48で近年女優としての目覚ましい活躍が注目される川栄李奈さんの初主演映画。また、蔵元を演じた大杉漣さんの遺作となった作品でもあります。

キャストに川栄李奈、小野塚勇人(劇団EXILE)、宮地真緒など若手俳優のほか、大杉漣、小市慢太郎、津田寛治といった実力派が脇を固める。

本作では、どの登場人物も愛すべきキャラクターになっており、舞台が広島であるため劇中に登場する馴染み深い西条や広島の風景なども美しく映し出されている所にも注目したい。

時にクスっ笑いを誘い、時に涙を誘う、温かいストーリーになっています。

映画 恋のしずく ストーリー(あらすじ)

東京の農大でワインソムリエを目指す“日本酒嫌い”のリケジョ・橘詩織(川栄李奈)の実習先は、意に反して東広島・西条の日本酒の酒蔵に決まってしまった。

酒蔵での実習を終えないと単位が取得できず、夢のワインの本場フランスでの海外留学への道も閉ざされてしまう。

恋のしずく 場面写真5

渋々実習先の乃神酒造へ訪れた詩織だったが、今年は実習生の受け入れ予定はないと言われてしまう。

実は、蔵元(大杉漣)が受け入れを断ったにも関わらず、息子である莞爾(小野塚勇人)が父親への反抗心から勝手に進めていたのだった。絶対に単位が欲しい詩織は食い下がる。

農家の娘美咲(宮地真緒)の助けもあり、なんとか杜氏の坪島(小市慢太郎)から蔵に来るように言われ、酒蔵で修行に近い「実習」が始まる。人々との出会いや日本酒造りを通じて、今までにない喜びを見出す詩織。

そんな時、蔵元の体調が急変し、思わぬ転機が訪れる。詩織は好きになった日本酒、西条の街や人々、そして思いがけず抱いた莞爾へのほのかな思いを、どう決断していくのかー。

恋のしずく 予告動画

映画「恋のしずく」予告ムービーは以下より。


広島あるあるも詰まった「恋のしずく」注目ポイント

映画「恋のしずく」冒頭では主人公・詩織役を演じる川栄さんが、ワインの繊細な味わいを分析・表現したりと知識豊富で周りも一目置く存在の “リケジョ” を演じる。

東広島のとある酒蔵で研修・ストーリーが進むにつれ、頭ではなく心で動き、笑顔が素敵な女性になっていく様子が描かれます。

恋のしずく 場面写真2

そんな主人公に変化を与えるのが、彼女を受け入れた研修先の酒蔵人々や、酒の原料・米をつくる農家の娘たち。

恋のしずく 場面写真3

大杉連さんは、蔵と酒への愛が溢れる蔵元を演じており、映画を見ているこちらまでお酒が飲みたくなるほど。

恋のしずく 場面写真4

広島を舞台とした作品ということもありほとんどのキャストが広島弁での演技でしたが、違和感なくスっと心に入ってくる。さらに、“こういう人、広島に居る居る!” と思わず頷くようなリアルな台詞や描写もちりばめられています。

ロケが行われた酒蔵も、豪雨災害の被害に

メガホンをとった瀬木監督によると、映画のロケを行った東広島市安芸津の酒蔵「柄酒造」さんも2018年7月西日本豪雨で被災。

酒蔵の存続が危ぶまれるほどの状況にまでなったといい、監督をはじめとする「チーム恋のしずく」で災害ボランティアに駆けつけ作業の手伝いを行ったそう。

「恋のしずく」には、被災前の酒蔵や街の風景が美しい映像で収められています。なお、この映画の収益の一部は西日本豪雨の復興支援活動に寄付されるとのこと。

映画「恋のしずく」は10月20日より全国ロードショー、広島では10月13日から先行公開となります。

広島県内の上映劇場は、イオンシネマ広島イオンシネマ広島西風新都福山駅前シネマモードT・ジョイ東広島広島バルト11 にて。

その他、全国の上映劇場は公式サイトでご確認ください。

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