64 ロクヨン、昭和の未解決誘拐事件を軸に警察内軋轢やマスコミとの確執を描く
横山秀夫の傑作ミステリー「64(ロクヨン)」を原作に、昭和64年に起こった未解決誘拐事件を豪華キャストで実写映画化。前編が2016年5月7日、後編は6月11日公開。
映画 64-ロクヨン-の前編が2016年5月7日より公開となりました。64は、『半落ち』『クライマーズハイ』などのヒット作の生みの親である横山秀夫氏のミステリー小説 64(ロクヨン)が原作。
(C)2016映画「64」製作委員会
たった1週間しかなかった昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件、通称「ロクヨン」の時効目前に事件解決に挑む警察と、マスコミとの対立などが描かれています。
『このミステリーがすごい!』大賞などに輝いたこの話題作を、主演級の俳優が顔を連ねた豪華すぎるキャストで映画化しています。
かつては刑事部で「64」の捜査にあたっていた刑務部広報官・三上を佐藤浩市が演じ、三上を支える広報室の係長に綾野剛、広報室婦警に榮倉奈々。
県警広報室と対立する記者クラブを取りまとめる東洋新聞のキャップ・秋川を瑛太が演じ、「ロクヨン」事件被害者の父・雨宮芳男に永瀬正敏。
三上の刑事時代の上司に三浦友和、三上の妻を夏川結衣が演じる。この他にも、緒形直人や窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆といった豪華俳優陣がそれぞれに物語の重要な役柄として出演しています。
物語をぐっと締めてくれる主題歌には、美しい歌声と切ないメロディが耳に残る「風は止んだ」を小田和正が担当。
映画 64(ロクヨン) あらすじ
昭和最後の年、昭和64年。たった7日間しかなかったその年に起きた少女誘拐殺人事件は、刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、未解決のまま県警最大の汚点となっていた。
平成14年。あれから14年が過ぎ、ロクヨン事件は間もなく時効を迎えようとしていた。当時、ロクヨン捜査にもあたっていた敏腕刑事だった三上義信(佐藤浩市)は移動になり、警務部広報室の広報官になっていた。
広報官としてマスコミからの外圧に晒されている三上は、自身の1人娘も家出して行方不明になっているという家族の問題も抱えていた。
(C)2016映画「64」製作委員会
そんな中、ロクヨンを模したような事件が発生する。未解決のロクヨンと新たな誘拐事件との関係、広報官としてのマスコミからの外圧や確執、キャリア上司との闘い、そして娘の問題を抱えながら、三上がロクヨン事件の真相にたどり着いた先に見たものとは。
予告動画は以下より。
映画 64 -ロクヨン-は、前編が2016年5月7日から、後編が6月11日より全国公開。
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