夏色に輝く5000発!宮島水中花火大会 2015、大野瀬戸で華やかに
宮島水中花火大会2015!直径320mもの大きさの花火が、宮島の鳥居沖 夜の大野瀬戸に大輪を咲かせました。花火の尺玉の外側を覆っている玉皮という紙が、空から舞ってくるのも初めて目にしました。
宮島水中花火大会 2015が8月11日の夜開催されました。今年打ち上げられたのは5252発。このうち序章となる最初の7発は、終戦70年と広島土砂災害への追悼花火として打ち上げられました。
2015年のテーマは「時渡りたたずむ現に 宮の島、寄せ来る波間に仕合せめぐり」。宮島の「おもてなし」、「風光明媚な八景観」、「現在と未来」など7つのテーマに分けて打ち上げられました。
使われたのは、尺玉・スターマイン・UFO・型物など。型ものとしては、紅葉やカエルなど今年初めてみる形の花火もありました。
宮島水中花火2015 ダイジェスト動画
花火の様子は以下の動画より。
今回多く使用された花火の尺玉は、主に4号(直径12cm)~10号(直径30cm)。一番大きな10号の花火は、一般的に330mの高さまで打上げられ、直径320mもの大輪が夜空に花開きます。
水中花火の場合、水中の比較的浅瀬で爆発するため、花火が半円(扇形)で水面に花開く形となっています(参照)。
今年は、例年よりも10号玉の花火が大きく感じられました。また、これまでの花火大会では気づかなかった発見が1つありました。それがこれ。
船の横、ライトで照らされている水面に、プカプカごみのようなものが浮いているのが分かりますか?手に取ってみると、
実はこれ、火薬を包んでいる花火の外側の殻・玉皮(たまかわ)と呼ばれる紙。風向きの関係だったのか、今回はこれが空から降ってくる様子がはっきりと目で捉えることが出来ました。
過去に何度も宮島水中花火大会を観に行っていますが、玉皮が降ってきたのを見たのは今回が初めて。
花火大会が終わった後、海面にはこの玉皮のかけらが沢山浮かんでいましたが、これらは川や海に落ちても自然界にもどるように、水にも溶ける素材になっているのだそうですよ。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- チームラボ 学ぶ!未来の遊園地、ボートレース宮島で夏休み期間限定開催
- 宮島にローソンがオープン、コンビニは宮島初
- ニトリがフジグランナタリー廿日市店をオープン、生活館2階フロアに
- ショッピングモールを泳ぐバルーン鯉のぼり、ゆめタウン廿日市で
- 中山城跡公園の河津桜、廿日市市に桜の隠れスポット
- お仕事体験テーマパーク「カンドゥー」広島初登場!ボートレース宮島で期間限定