JR宮島フェリー ななうら丸を新造船、2016年から運航
宮島と宮島口をむすぶ宮島フェリーの一番古い船、ななうら丸が2016年11月に新しくなって投入される事がわかりました。新ななうら丸の詳細をご紹介。
JR西日本宮島フェリーが、2016年11月上旬から新しいフェリー船「ななうら丸」を投入します。
運航開始した、新しい「ななうら丸」
2015年7月現在、JR宮島フェリー(宮島口⇔宮島桟橋)では「ななうら丸」「みせん丸」「みやじま丸」が使用され活躍していますが、その中でも最も古かったのが「ななうら丸」。
1987年に就航してからこれまで28年間、宮島を訪れる人の足として活躍してきた「ななうら丸」ですが、2016年から生まれ変わります。
ななうら丸(左)と、みせん丸(右)
新しくなった「ななうら丸」は、バリアフリー化・安全性と環境性能を向上させ、船の前後に操縦装置を持っています。
新ななうら丸の船内は、広々バリアフリー
新しく建造される「ななうら丸」は、他のフェリーと同じく3階建て。1階は車やバイクなどが乗り込む車両甲板、2階はガラス張りの室内でどの季節も快適に過ごせる遊歩甲板、そして3階は海の風を感じる事ができる航海甲板となっています。
意外と知られていない1階の客室も明るく、バリアフリートイレもスタイリッシュに。
2階の客室はホテルのラウンジのような広々とした空間にイスが並べられて、既存のものより少し豪華なイメージでしょうか。
JR宮島フェリーは、厳島神社の大鳥居に接近する航路をとるため、観光客にも人気がある。フェリーが新しくなれば、旅も益々快適になりそうです。
新しい「ななうら丸」の就航の次は、工事中のフェリー乗り場の完成が待たれます。こちらは2019年完成目標。
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