公開:2013/07/20 伊藤 みさ │更新:2014/09/23
佐伯錦鯉市場、県内で唯一 鯉のセリが行われる市場
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佐伯錦鯉市場 という、広島県内唯一の錦鯉市場が 廿日市市の佐伯地区にあります。一般向の方も セリの様子を見る事ができますよ。
佐伯錦鯉市場 という、広島県内唯一の錦鯉市場が 廿日市市の佐伯地区にあります。
佐伯錦鯉市場 では鯉のセリ(競り)が4月から10月にかけて5回から7回くらい行われ、この様子は開放され一般の人も見る事ができるという。
佐伯地区(旧 佐伯町)は地域を流れる川の水質が良いという特徴を生かし、町をあげて錦鯉の養殖に取り組んできた という事もあり錦鯉の養殖が盛んとのこと。昔は県内に数カ所あったという 錦鯉の市場ですが 鯉の病気(鯉ヘルペス)が流行した事で次々と閉鎖。
佐伯錦鯉市場が県内に残る最後の1カ所なのだそうです。そんな佐伯錦鯉市場にお邪魔してきました。
奥深き錦鯉の魅力。一般の人も購入できる市場
まずは市場とセリの様子を動画でご覧ください。
佐伯錦鯉市場、錦鯉のセリ市場 動画佐伯錦鯉市場 には、せりにかけられる鯉たちが集結していて、それぞれ種類や生産者(養殖業者)、ごとに分けて陳列されています(この時は69もの袋が並びました)。
橙色に白・黒が混じったものから白黒、白、金…など様々な色の鯉がいてきれい。この中でも一番人気で高値がつくのは 紅白(橙色と白)の鯉。
(人気度の高い紅白の鯉たち)
市場の方の話によれば鯉の価格はその柄やスタイル・バランスにおいて整っているものが好評価を受けるのだそう。お話を聞いていると「これは頭からシッポまで色がベタ塗りじゃけぇ…」「内臓の色も薄く見えるけぇ…」などなど芸術的な感覚だという事が分かりました。
セリはこの袋が一つずつ台車に乗せられてセリに参加する買い手の前で披露され、価格がついていきます。
現在は数人でセリを行うこの市場も、鯉ビジネスがピークだった頃はセリ場のシステムや 買い手の量、セリにかかる時間などが今とは比べ物にならないくらい多かったのだそうです。
(セリが行われる現在の場所。昔はこの2階席にもいっぱいだったとか)
一般の方も購入はできるようなので(セリには参加できないけれど) 興味のある方は 佐伯錦鯉生産組合までお問い合わせください。
▼佐伯錦鯉市場
住所:広島県廿日市市河津原
[場所を地図で確認する]
問い合わせ:佐伯錦鯉生産組合(0829-72-0690)
※セリの開催日など詳細も上記へお問い合わせください。
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