ショック…!宮島水中花火大会が打切りで終了、広島・夏の人気イベント約50年の歴史に幕
迫力の水中花火が人気で全国から鑑賞に訪れる宮島水中花火大会(広島県廿日市市)が、今後の開催を打切り終了することが決まった。近年は中止が相次いでおり、2019年の開催が最後の花火大会となった。
世界遺産・宮島とその対岸との間の海上で毎年夏に開催されていた、宮島水中花火大会が約50年の歴史に幕を閉じる。
広島の夏の風物詩であり、宮島とその対岸の間で打ち上げられる宮島水中花火大会。
打上げ花火の音が向かい合う山々に反響する迫力の音や、華麗な水中花火(100発の水中尺玉)、厳島神社や大鳥居・遊覧船などが花火に照らされ幻想的に浮かび上がる風景などが人気で、
地元民はもちろん観光客も楽しみにしていた夏の一大イベント。
2020年はオリンピックイヤーであったため周辺警備など安全確保が難しく、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために開催中止になりました。
宮島水中花火大会、開催終了の理由
廿日市市によると、今後の宮島水中花火大会を開催打切り・大会終了することになった大きな理由は、全国から約5万人が訪れる大規模な花火大会の開催に伴う来場者の安全確保が、難しいため。
2021年4月14日に宮島水中花火大会実行委員会の臨時会議が行われ、正式に花火大会の終了を決定したという。
1970年代にスタートした宮島水中花火大会は、約50年続いた夏の恒例イベント。ロケーションや水中花火の迫力が人気で、毎年早い時間から場所取り合戦が行われ、周辺が大渋滞するほどの人気イベントでした。
以下の動画は、過去開催時の様子。
近年は2018年の西日本豪雨、2020年の東京五輪予定、2021年の新型コロナなどで中止になっており、2019年の開催が最後の花火大会となりました。
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