公開:2024/07/03 伊藤 みさ │更新:2024/07/03

カルビー創業の地 広島に新 せとうち広島工場完成、コミュニケーション拠点も新たに

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カルビー最大規模の新工場・せとうち広島工場が完成。2025年1月操業開始と発表されました。五日市港の埋め立て地に建設された新工場、ゆくゆくは既存の県内2つの工場を集約、最新鋭のマザー工場へ

カルビー株式会社は広島県広島市佐伯区の新工場
せとうち広島工場 の建設工事が完了し2024年6月28日に引渡しが行われたと発表、操業開始は2025年1月としています。

カルビー創業の地 広島に新 せとうち広島工場完成、コミュニケーション拠点も新たに
カルビー せとうち広島工場 外観

カルビー せとうち広島工場 内観
工場内観

新工場の建設は、現在広島県廿日市市にある「広島西工場」の老朽化などに伴い行われたもの。広島西工場のそば、五日市港の埋立エリアにて2023年4月12日に起工式が行われ、建設が進められてきました。

カルビーせとうち広島工場 起工式の様子
2023年4月12日に行われた新工場起工式の様子

現在、広島県内には カルビーの工場が廿日市市木材港に2つあり。

広島西工場(広島県廿日市市木材港北10-20)
1986年に操業開始。 ポテトチップス・Jagabee・小麦系スナックの製造を行う。
広島みやじま工場(広島県廿日市市木材港北16-9)
広島市宇品から2006年に現在地へ移転。
2024年4月より名称を「広島工場」から「広島みやじま工場」に変更。
かっぱえびせん・さやえんどう・スナック生地等を製造し、工場見学の受け入れも行う。

カルビーグループの国内生産拠点一覧
カルビーグループの国内生産拠点(2020年時点の図)

そしてこの度完成したのが、上記2拠点とはつかいち大橋を挟んで東側(広島市側)に建設された「せとうち広島工場」。

新工場はカルビー最大規模、消費者とのコミュニケーション拠点にも

せとうち広島工場の 敷地面積は100,000平方メートルを誇り、カルビーとしては最大規模の工場。

カルビー新工場、場所は五日市港の埋立エリア
新工場建設前の埋立エリア

2025年1月の操業開始時には「広島西工場」の機能を移転・拡張するほか、先端テクノロジーを導入し技術開発や新商品の創出など最新鋭マザー工場(研究開発機能を備えた主力生産拠点)の役割も担うという。

過去発表されたカルビーの資料によると、ゆくゆくは「広島みやじま工場」もこの「せとうち広島工場」に機能を移転し集約へ。完全竣工は2037年以降、という長期間にわたるプロジェクトとなっています。

また、新工場では “創業の地たる広島県における、人材育成やお客様とのコミュニケーションを深める拠点”とする計画もあるとのこと。

一般的にこういった大企業の「工場」はここで働く方以外、消費者には縁遠い場所ですが、上記のように発表されていることから、工場見学などにも新たな展開がありそうですね。

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