極悪がんぼ 「型にはめるぞ」って、どういう意味?
かたにはめる(型に嵌める)とはどういう意味?極道の世界で使われる「型に嵌める」という言葉には2種類の意味があります
月9としては異例の極悪ストーリーを展開しているドラマ、極悪がんぼ。広島弁や関西弁などが入り混じったセリフ(方言)については、
「広島弁が誤解される」「あんな汚い言葉使う女の人いない」など、広島県民が不快感をあらわにしている・・・なんて声もあるようですが、広島出身の筆者は、結構楽しんで毎週見ている1人です。
photo by 極悪がんぼ ホームページ
確かに、がんぼ(乱暴者・やんちゃの意味)など、地元でも“初めて聞いた”という人が多いほど耳慣れない古い方言が使われていたり、言い回しに違和感のある部分も多少はありますが、それはそれ。それよりも個人的にいつも気になっているのが
「型に嵌めたるぞ」
というセリフ。いろんな場面で出てくるこの言葉、どういう意味がで使われているのか気になった。
型に嵌める(かたにはめる)とは、goo辞書などで調べると「個性や独創性を認めず、決まりきった形式や方法によらせる。」と解説されていましたが、
極悪がんぼで使われている「型にはめる」はこの意味とは少し違っていて、その世界で使われる業界用語のようなもので、脅し文句。しかし、微妙に違う2つの意味を持っているようです。
使い方で意味が変わってくる「型にはめる」というセリフ
型に嵌める、という言葉は、使い方によって微妙に意味が変わってくるようで、
「あの野郎、きっちり型にはめたるわい」
という使い方だと「罠にかけてがんじがらめの状態にする」といった意味になり、
「しくじったら、型にはめるぞ」
「おどりゃあ!型に嵌められたいんか!」
といった使い方をするときは、優しく言うと“お仕置きをする” とか “強引に言うことを聞かせる” いうような意味で使われているようです。
ドラマに関しては賛否両論あるようですが、回を増すごとに面白くなっていますし、「がんぼ」でも必死に生きている人達の姿から得られる「何か」もあるハズ。
借金を返すつもりが、すっかり型に嵌められ、借金が膨れ上がってきている主人公が、この後どう切替していくのか?も楽しみです。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- 12月1日は 映画の日!1000円鑑賞など映画館で割引サービス
- 贅沢!「夫婦あなごめし」はドーンと穴子が2本並んだ、広島駅弁の人気メニュー
- 広島木遣り音頭「ソリャーヤートコセー ヨーイヤナ」広島のお祭りで歌い継がれているあの曲
- ご当地風景が表紙になった広島限定「ロルバーン」瀬戸内風景・レモンのデザインで
- 全国1位!広島は「おうちコーヒー」に最もお金をかける県
- 福山駅の改札扉にデニムとバラ、産地PRで