公開:2014/05/30 伊藤 みさ │更新:2021/10/13
ミニ鳥居の謎、道端や駐車場に神様いるの?
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- 広島コネタ
人里離れた山奥の山道で、小さなミニ鳥居が幾つも設置されているのを見かけました。これにはどういう意味があるんでしょうか?その謎を調べてみました
ミニ鳥居が山道やコンビニの駐車場などに置かれているのを目にした事はないだろうか?
鳥居といえば赤くて、大きくて、ドッシリしていて…そう、広島人としては「神の島」と呼ばれる宮島・厳島神社の海の玄関口 大鳥居がすぐに思い浮かぶのだが、“神域への入口”とされる鳥居が、雑草の生い茂るフェンス前に置かれていて ちょっと雑な扱い。
このミニ鳥居の向こうに、神が待っている風ではない。また、広島東照宮の山側にある参道や 津和野の太鼓谷稲荷神社などで見たトンネルのように連なるスタイルではなく、横並び・等間隔で設置されているときた。
これは一体…。
立ちションやゴミのポイ捨ては「バチ当たり!」を植え付ける作戦だった
逆光でやけに神々しいですが…。
神社のない場所に、何故ミニ鳥居が設置されているのか?このコンビニの店長さんに聞いたところ、その謎はすぐに解決した。
トラックなどの大型車が駐車できるスペースを確保するこのコンビニでは、夜中ここで休憩をする運転手さんたちの「立ちション」や「ゴミ捨て」に悩まされていたそう。
そこでこのミニ鳥居を設置。日本人には「神仏を信仰する心」が強く特に神聖な場所でのマナー違反には“バチがあたる”という気持ちが働くその心理を突いたもの。
食べタインジャー 編集部が県内各地を取材して回る道中、山道など人気(ひとけ)のない場所でもよく見かけたこの ミニ鳥居。
この鳥居はちょっとクオリティが高く作ってあり、額には護美大明神(ゴミ大明神)と書かれている。美しさを保護する大明神とは…。ネーミングにも座布団一枚!
車からのタバコポイ捨てから山火事になる可能性もありますし、人目につかない事から不法投棄されやすくもある。そんな場所でもよくこのミニ鳥居は活躍しているようで広島県の商工会連合会のブログでもその設置の様子が紹介されていました。(設置する団体は異なるようですが各地で成果も出ているようです)
鳥居がなくたって、モヨオシちゃったらトイレへ。ゴミはゴミ箱へ。
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