公開:2018/12/05 伊藤 みさ │更新:2020/09/11
尾道美術館に入りたい猫と阻止する警備員、ほのぼの姿を描いた曼荼羅(にゃんだら)アート
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尾道美術館の「猫と警備員さん」の攻防を描き、曼荼羅アートで彩った「にゃんだらアート」。およそ30時間かけて描いた作品がtwitterで注目を集めています。
尾道美術館のツイッターで話題になっている「猫vs警備員」の攻防戦を描き、曼荼羅(マンダラ)アートで彩った作品 “にゃんだらアート” が、SNSで公開されで注目を集めています。
Photo / 木村瞳(@atelierkido)
曼荼羅アートとは、上記イラストの背景部分にある、細かな模様が豊かな色彩と美しいバランスで描かれた模様のこと。
にゃんだらアートは、警備員さんと猫の姿と曼荼羅アートを組み合わせた作品(造語)。その制作過程も動画で公開されており、思わず見入ってしまいます。
尾道美術館の名物「猫と警備員」の攻防
猫vs警備員さんの攻防は、2017年春に尾道美術館が「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」を開催していた時のこと。猫に関する様々な作品が展示されている展覧会に誘われたかのように、近所に住む猫がやってきた。
玄関から入ろうとする猫に対し、警備員さんが優しくそれを阻止する姿がなんとも愛らしく、その様子を撮影した写真がSNSで話題に。
にらみ合いー突撃ー防御ー再突破ー捕獲ーお見送り。本日も近所の黒猫と警備の方の攻防がありました。特別展「招き猫亭コレクションー猫まみれ」なので入館を許可したいところですが、作品保全のため、丁重にお帰りいただきました。展覧会HPはコチラ:https://t.co/LJMNYF9Vog pic.twitter.com/11m7mWVr3I
— 尾道市立美術館 (@bijutsu1) 2017年3月22日
その後も、諦めずに美術館を訪れる黒猫と茶トラの2匹の猫と、警備員さんや職員さんの様子がアップされる度にフォロワーたちを和ませてました。
映像『入られんよ。can’t come in. 』(H301109)スタッフ撮影の美術館周辺の猫スナップをご紹介。(spin off 2018、不定期配信) #尾道 #千光寺公園 #尾道市立美術館 #猫 #黒猫 #cat #onomichi pic.twitter.com/DweFZTC8nF
— 尾道市立美術館 (@bijutsu1) 2018年11月9日
警備員さん、やさしい・・!
1週間をかけて描いた行程がみられる、曼荼羅(にゃんだら)アート
にゃんだらアートを描いたのは、木村瞳(@atelierkido)さん。
木村さんも昔猫を飼っていたのだそうで、“猫がいま居たら、曼荼羅を描いていたら絶対邪魔しに来て 私の方を見てー!ってアピールするだろうな” “そして憎めなくて幸せな気持ちになるのだろうな” という思いから、
曼荼羅アートとネコをかけあわせた「にゃんだらアート」を、描くようになったそうです。
木村さんは尾道美術館のツイッターもチェックしており、猫たちと、猫に優しく接する警備員さんが大好きになったのだとか。にゃんだらアートは1週間・およそ30時間をかけて作品を完成させたもの。以下の動画では、その果てしない制作過程も観られます。
尾道市立美術館のケンちゃんと、ごっちゃんと警備員さんが好きすぎてを曼荼羅アート(にゃんだらアート)にしてみました!
— 木村 瞳 (@atelierkido) 2018年11月7日
制作過程を動画にしています。
その中で、ちっちゃい猫ちゃん達と警備員さんも出てくるので、
是非、最後まで見てくださいね。
尾道美術館めっちゃ行きたい!#尾道市立美術館 pic.twitter.com/ChZe9URpr5
県外にお住まいの木村さんは「尾道美術館には、いつか必ず行きたい!」と語っている。
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