カルビーのじゃがいも輸送船、ポテト丸!北海道から広島へ
ポテト丸は、カルビーのじゃがいもを運んできてくれる専用船で所有者は広島県呉市の会社。ポテト丸が北海道を出発してカルビー広島工場までじゃがいもを運ぶのには、約3日間かかるんだそうですよ
広島県廿日市市木材港にある「カルビー広島工場」の前に、コンテナ船が停泊していました。この船は、北海道の十勝港からジャガイモを輸送する専用のコンテナ船。
船の名前を見てみると、なんと「ポテト丸」の文字! か、可愛いぞ!
十勝港から広島港にあるカルビー広島工場までじゃがいもを積んで届けるには、約3日間かかるのだそうですよ。
ポテト丸は、広島県呉市の会社が所有
カルビーの公式サイトによると、ポテト丸は じゃがいもを運ぶ専用船のため、船内には温度センサーや冷暖房などの装置があり、輸送する期間の簡易的な貯蔵庫としての機能も持っています。
ポテト丸の操舵室は、船の最上階・6階部分に
ポテト丸で運べるジャガイモは約850トンだそうで、カルビー広島工場に到着するとクレーン車がポテト丸に横付けし、コンテナを船から下ろしていました。
カルビー広島工場の隣には「広島西馬鈴薯貯蔵庫」というジャガイモ専用の倉庫があるので、ポテト丸で運ばれてきたジャガイモは、ここに貯蔵されるようです。
ポテト丸の船体には「ポテト丸」のほか「広島 呉市」の文字も!
ポテト丸は2017年7月に愛媛県今治市の造船所で誕生したコンテナ船ですが、船の所有者は海運業を営んでいるエヴァラインという広島県呉市の会社であるため、「広島 呉市」の文字が記載されています。
ちなみに、カルビー広島工場で作られているお菓子には「かっぱえびせん」や「さやえんどう」「ポテトチップス」などがあり、工場見学では主に「かっぱえびせん」の製造工程が見られます(※現在は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため当面中止)。
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