公開:2020/09/04 伊藤 みさ │更新:2020/09/05

全国都市ランキング2020発表、森ビル系が都市特性を評価 広島14位

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森記念財団が全国の政令指定都市など109都市に対して分析し、都市の強みや魅力といった特性を明らかにすべく調査研究。また、スコア化し全国都市ランキング2020発表も発表しました

森記念財団(森ビルの寄付により設立)が、2020年版「日本の都市特性評価((Japan Power Cities, JPC)」を2020年9月3日に発表。全国109都市および東京23区を対象として分析し、各都市の特性を明らかにした。

全国都市ランキング2020発表、森ビル系が都市特性を評価 広島14位
画像はイメージ

全国都市ランキング は、特性評価の指標を「経済・ビジネス」「文化・交流」「生活・居住」などの6分野にわけ、それぞれスコアを算出。合計スコアから、ランキング化しています。

2020年版全国都市ランキング1位となったのは京都市、2位は大阪市、3位は福岡市となった。

全国都市ランキング(2020)上位都市と各評価

評価の指標は6つの分野に分けられ、細かく分析・評価。

日本の都市特性評価 2020 資料

  1. 経済・ビジネス(雇用・経済規模ほか)
  2. 研究・開発(研究集積ほか)
  3. 文化・交流(観光地の数、宿泊施設客室数ほか)
  4. 生活・居住(医療や育児、福祉ほか)
  5. 環境(自然環境、快適性ほか)
  6. 交通・アクセス(交通機関・通勤時間ほか)

この結果、上位15都市は以下の通りと発表されています。※109の都市選定基準は全国の政令指定都市や県庁所在地、一定の人口がいる都市となっている

1位:京都市

「世界に誇る文化資源のみならず日本トップクラスの知的集積も有する都市」

観光地の数・評価、文化財指定件数、景観まちづくりへの積極度といったハード資源の評価が抜きんでている。それだけでなく、トップ大学数・論文投稿数といった研究開発に対する評価も109都市の中で最も高い。

2位:大阪市

「経済活動・交流活動が活発な関西圏の中心都市」

経済・ビジネス/文化・交流 において昨年よりもスコアを伸ばした。また、宿泊施設数の指標でスコアを伸ばし「受け入れ環境」の良さが改めて評価された。

3位:福岡市

「成長を続けるバランス型都市」

ビジネスの活力・環境、都市外アクセスにおける評価が非常に高いほか、「環境(リサイクル率・CO2排出量の少なさなど)」を除いては評価が高く多くの人・ビジネスを引き付けるバランス型の都市である。

4位以下一覧

4位:横浜市、5位:名古屋市、6位:神戸市、7位:仙台市、8位:金沢市、9位:札幌市、10位:松本市、11位:つくば市、12位:浜松市、13位:豊田市、14位:広島市、15位:静岡市

となっています。

14位となった広島市の分析・評価は

「世界中から観光客を惹きつける平和都市」

観光案内所・病院の多言語対応が進んでいるなど「受け入れ環境」で高スコアを得ている。被爆地ヒロシマとしての知名度を用いたPR活動だけでなく、広島・宮島・岩国・瀬戸内・松山などと併せた広域ツーリズムも推進し観光客誘致活動で優れた評価となった。また、交通アクセスも良いことから、暮らしやすく・利便性の高い都市である

と評価されています。

109位までのランキングや、分野別スコア、都市特性評価詳細などは森記念財団が公開している資料(無料簡易版・有料版あり)よりご確認ください。

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