公開:2015/04/23 Mika Itoh │更新:2015/04/23
競売された裸の島ロケ地・宿祢島が、三原市へ「観光客の受入れも」
- タイトルとURLをコピー
- 三原市 スポット 観光
競売にかけられ、一度は福山市の個人が落札していた宿祢島(宿禰島:すくねじま)を、新藤監督の二男が買戻し、三原市に寄贈しました。
広島県三原市の沖合に浮かぶ小さな無人島・宿祢島(宿禰島:すくねじま)が、三原市に寄贈されました。
宿祢島は、2013年に競売にかけられ、福山市に住むアパート賃貸業を営む上野さん(73)が約779万円で落札していました。
1960年に公開された映画「裸の島」のロケ地であり、ゆかりの地として三原市への寄贈を考えていた 故・新藤兼人監督の二男で映画製作会社「近代映画協会」の新藤次郎社長もこの時の競売入札に参加していましたが、
入札額302万円で落札することができず「(落札者の)上野さんと交渉して、島を買い取りたい」と言っていました。
交渉成立、宿祢島は三原市が管理へ
一度は個人の手に渡っていた宿祢島ですが、その後 交渉が成立し新藤さんが買い戻し「映画文化遺産として地元自治体が持って管理して頂けたら」と、三原市に寄贈。
佐木島・鷺港から見た宿祢島
三原市はこれに対し「島の自然を残しながら桟橋などを作り、観光客の受け入れも出来るように検討したい」とのこと。
宿祢島は映画のゆかりの地であるほか、新藤監督にとっては妻で女優の乙羽信子さんが亡くなった際も、親族3人で宿祢島に訪れ、ここで散骨をしていることからも、かなり思い入れの深い場所であったようです。
三原市が今後、宿祢島をどのように管理し観光地化していくのか、注目されます。
ちなみに、広島県の「島の競売」と言えば、過去に呉市の三ツ子島も競売にかけられ、1億円で落札されています。
via.2014 宿祢島の競売 / 裸の島を三原市に寄贈
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 広島県動物愛護センター、保護犬・猫にフラリと気軽に会いに行けるオープンな施設へ移転リニューアル
- 広島空港でジャンク品も販売!『ソラミィフェスタ』秋の空港まつり
- 1万株あじさい咲き誇る!梅雨に映えるスポット 三景園 花まつり
- 広島で一番早い花火大会!大和町で「白竜湖花火」2024開催
- 4年ぶり「三原神明市」復活!同時開催・神麺市は麺テーマ
- 広島空港がレンタカーステーション開設、県営駐車場の一部にて工事始まる