公開:2025/09/27 伊藤 みさ │更新:2025/09/27
広島空港がリニューアル!開港以来 最大規模工事で生まれ変わる
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- 三原市 スポット 観光
広島空港の旅客ターミナルビルが2027年3月完成に向けてリニューアル工事中!開港以来最大の工事で、商業エリアが大幅にかわったり インバウンド需要の拡大に対応する空港へ生まれ変わる
広島空港旅客ターミナルビルの増築改修工事が、2025年9月に着工。
広島空港 開港以来、最大規模の工事が行われています。

今回の工事は、増築することで旅客ターミナルビルの延床面積が拡大したり 待合室の増設、保安検査場のスマートレーン導入…など多岐にわたりますが
個人的に注目なのが、物販エリア(2階)と飲食エリア(3階)のリニューアル!

2階メインエントランスのリニューアル後イメージ
店舗数は現在の25店舗から約40店舗へと増加させる予定で、空港利用者(飛行機に乗る人)だけでなく、地元民(県民)も「おっ!」となる変身ぶりが期待されます。
利便性アップと、国内外の路線数・旅客数増加に対応できる広島空港へパワーアップ
広島空港 旅客ターミナルビルの増築・改修工事・リニューアルは以下のようなスケジュールで進められる予定。
- 2026年3月:国内線スマートレーン導入
- 2026年4月以降:商業エリア 順次完成
- 2026年11月:国際線増築部、新国際線出国検査場完成
- 2027年3月:全工事完了
これに沿ってみていきます。
2026年3月:国内線スマートレーン導入
まずは2026年3月に国内線スマートレーンが導入される。
これは保安検査場に設置される最新型の検査機で、手荷物からパソコンやペットボトルなどの液体物を取り出す必要がなくなり 検査時間の待ち時間短縮に繋がります。
2026年4月以降:商業エリア 順次完成
2026年4月以降の商業エリアリニューアル(順次)では、ターミナルビルの各階にある物販や飲食店が大幅に増える。

1階到着ロビーにはこれまでなかった飲食(カフェ)が入ったり、観光案内機能を強化。待ち時間等を快適に過ごせる空間へ。

1階到着ロビーイメージ
2階メインエントランス部(物販・飲食)と、出発保安検査場を通過した先(搭乗待合室)も飲食店の追加や免税店の改修も。
3階飲食エリアも、フルサービス店舗やフードコート、展望デッキへのテイクアウトなど利用シーンにより選べる豊富なラインナップへ。
2026年11月:国際線増築部、新国際線出国検査場完成
2026年11月には、国際線増築部(ビジネスジェット利用者専用施設)・新国際線出国検査場(移設・拡大)が完成。

ビジネスジェット(プライベートジェット)は国際的に需要が高まっている事から、増築し利便性とプライバシー性の高いサービスを提供。
国際線出国検査場については、現在「中央吹き抜け部」となっている場所を増築し2階に設置(拡大移設)。
このほか、国際線チケットカウンターの増設、館内エレベーター増設など国際線の発着容量の拡大に対応する。
リニューアルの全てはお伝えしきれませんが、イメージ画像からしてガラっと雰囲気が変わる予感がします。
広島空港は2021年より民営化され、広島国際空港株式会社が運営事業を開始。
これまでにターミナルビル直結型 立体駐車場建設、レンタカーステーション開設、旅客ターミナルビル東側増築…と、継続的に投資を行っており、
今回の工事を含む投資総額は約200億円になる見込みとのこと。
すべての工事完了予定は2027年3月となっています。
広島国際空港株式会社は「瀬戸内・山陰の持続的成長を牽引し続ける圧倒的No.1ゲートウェイを目指して生まれ変わります」と、発表。
変身後の姿に期待が高まります。
なお、空港としての機能を止めることなく工事を進めていく過程で、動線変更などが予想されます。空港の公式ホームページやSNSなどでご確認ください。
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