生ビールとたこ焼きの店 佐藤、広島流川にこだわりの店
広島の歓楽街・流川の雑居ビルの中に、生ビールとたこ焼きに拘り抜いたお店『生ビールとたこ焼きの店 佐藤』があります。開店前から行列ができる事もあるという、クセになる美味しいたこ焼きと出会いました。
居酒屋やバー、クラブやスナックなど飲食店が立ち並ぶ中国地方随一の歓楽街、広島市・流川。このネオン街の雑居ビルの一角に、たこ焼きと生ビールにトコトンこだわったお店があります。
生ビールとたこ焼きの店 佐藤。
黄色いネオンがなかなか渋い。
たこ焼き屋さんと言えば、お店はガラス張りになっていて焼いている様子が窓から見えるといった、路面などでオープンに営業しているイメージがありますが、
「生ビールとたこ焼きの店 佐藤」は、スナックやラウンジと並んで雑居ビルに入っています。
2Fに行くと、扉が並ぶ。窓はない為 中の様子も見えず、ここに本当にたこ焼き屋さんが…?!
閉鎖的な独特の雰囲気がある空間に、扉を開くのを少しためらいますが、扉の奥には美味しい世界が待っていました。
リピートしたくなる味にファン急増中、たこ焼きと生ビールへの愛をビンビン感じるお店
扉を開くと、中は驚くほど小さなスペース。席はマスターを囲むL字型の小さな7~8人掛けのカウンター席のみ。
狭くて全体が撮り切れていない
席に着くと「ウチは、たこ焼きとビールしかないよ」とのこと。車だったため、たこ焼きを注文してお水を頂きました。注文が入ってから粉を混ぜ合わせ始めます。お店は1人で切り盛りされているため、提供までには少し時間がかかるとのこと。
奥の小さなスペースにたこ焼き用の鉄板があり、その入口部分にマスターが立って、せっせとたこ焼きを焼いてくれます。
カウンターテーブルには、オタフクソースのほかにマヨネーズや一味唐辛子・出汁醤油が用意されています。
出てきたたこ焼き。ふわふわのトロントロンで、とても美味しい。
出汁醤油とソースの両方を試してみましたが、このダシ醤油がとにかく美味しくてビックリ。ソースをつけるのが勿体ないと感じるほどです。さっぱりと頂くことができ、たこ焼きとの相性もバッチリでした。
お店は、2015年5月1日にオープン。開店直後の時間帯は行列が出来ていることも多いそうですが、食べてみるとリピートしたくなる気持ちがわかります。
熱々のトロントロンを、是非ダシ醤油で!
たこ焼きのレシピはマスターのオリジナルだそうで、トロントロンの食感も普通のたこ焼きとはちょっと違います。また、店名に「生ビールとたこ焼きの店 佐藤」と付いているように、生ビールにもかなりの拘りが。
飲食店などでビールを冷やすとき、一般的には炭酸ガスを使って冷やしているんだそうですが、「生ビールとたこ焼きの店 佐藤」では炭酸ガスの何倍ものコストがかかる『窒素ガス』を使い、樽ごと8時間半かけて冷やしているのだそう。
こうすることで、ビールがまろやかになり味わいが違うのだとか。筆者は車のためビールは飲めませんでしたが、ビールを目当てに訪れるお客様もおられるようですよ。たこ焼き、生ビールともに価格は700円で、たこ焼きはテイクアウトも可能。
生ビールとたこ焼きのお店 佐藤 | |
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住所 | 広島市中区流川町4-16 2F |
時間 | 19時~22時まで |
問合せ | 082-240-2199 |
備考 | 日・祝・木曜日は定休 |
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