公開:2024/04/25 伊藤 みさ │更新:2024/04/25

すごい景色!行きたくなった世界遺産ランキング、広島も堂々ランクイン

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「勉強して行きたくなった」世界遺産ランキング2024年版 が公開されました。知ることで訪れてみたくなる世界遺産。日本のものもランクインしていました!

NPO法人世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局は、「勉強して行きたくなった」世界遺産ランキング2024年版 TOP50を公開しました。

すごい景色・・!行きたくなった世界遺産ランキング、広島も堂々ランクイン

世界遺産検定の受験者に、詳しく知った・勉強したことで、「いってみたい!」と思う世界遺産をアンケート。

ランキングには有名な世界遺産はもちろん、メディア露出が増えたなど様々な要因から例年のランキングとは変動しているスポットも。

写真や映像をみるだけでも「おぉ~っ」と声がでるような、迫力あるビジュアルのスポットも多い世界遺産。その中に秘められたストーリーを知ることでまた新たな魅力を発見できそうです。

以下は「勉強して行きたくなった世界遺産」TOP50リスト。

勉強して行きたくなった世界遺産ランキング 1~10位

まずはTOP10から。世界遺産アカデミーによるコメントと共にどうぞ。

1位:モン・サン・ミシェルとその湾<フランス共和国|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 1位 モンサンミッシェル

他を引き離して1位となったのは今回もモン・サン・ミシェル!映画のモチーフとしても有名な美しい景観を直に見てみたいという意見が多く寄せられました。名物グルメも楽しみのひとつになっているようです。

2位:屋久島<日本国|自然遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 2位 屋久島

日本の自然遺産「屋久島」が2位にランクイン。こちらも前回から不動でした。日本で唯一、登録基準(ⅶ)が認められている点や「垂直分布」への興味を示すコメントが多く、勉強すると価値や魅力がいっそう感じられるようです。

3位:イエローストーン国立公園 <アメリカ合衆国|自然遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 3位 イエローストーン国立公園

最初の世界遺産のうちの1件であるイエローストーン国立公園が3位に入りました。間欠泉などの景観美はもちろん、「ウィルダネス」(手つかずの自然)の概念を感じてみたいという意見も多く見られました。

4位:マチュ・ピチュ<ペルー共和国|複合遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 4位 マチュピチュ

謎多きインカ帝国の空中都市、マチュ・ピチュも根強い人気です。かつての生活の痕跡が残る山上の遺跡が印象的ですが、手つかずの自然も評価されている複合遺産です。

5位:姫路城<日本国|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 5位 姫路城

日本で初めての世界遺産の一つ、姫路城。2023年が登録30周年の節目で記念行事も多く開催され、ニュースで目にする機会も多くなりました。改めてその価値を感じてみたいという人が多かったようです。

6位:ケルンの大聖堂<ドイツ連邦共和国|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 6位 ケルンの大聖堂

ドイツ有数の古都・ケルンでひときわ高くそびえる荘厳なゴシック聖堂。建物の大きさもさることながら、建築年月の長さも人々を驚かせています。そのスケールを肌で感じたいという意見が多く寄せられました。

7位:アントニ・ガウディの作品群 <スペイン|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 7位 ガウディの作品群

バルセロナに点在するガウディの建築群。1882年から建設が続くサグラダ・ファミリア贖罪聖堂の完成は、ガウディの没後100周年である2026年に予定されており、完成前の姿を見ておきたいという人が多いようです。

8位:アルベロベッロのトゥルッリ <イタリア共和国|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 8位 アルベロベッロのトゥルッリ

第54回検定のパンフレットやバナーなどでメインビジュアルに採用されたこともあってか、TOP10入りを果たしました。かわいい見た目や名前だけでなく、税金対策の逸話が印象的だったようです。

9位:タージ・マハル <インド|文化遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 9位 タージマハル

白大理石で造られた左右対称の美しい霊廟。インドと言えばこの建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。建造に至るストーリーも人々を惹きつけています。

10位:知床 <日本国|自然遺産>

行きたくなった世界遺産ランキング 10位 知床

北海道の雄大な自然を象徴する場所として、知床を挙げる方が多くいました。海と陸が結びついた食物連鎖と生態系は、勉強したからこそ興味が湧くポイントかもしれません。

写真クレジット(1位から):ggfoto/Adobe Stock、Akatsuking/Adobe Stock、Brad Pict/Adobe Stock、Anton Ivanov Photo/Adobe Stock、lkunl/Adobe Stock、Fokke Baarssen/Adobe Stock、135pixels/Adobe Stock、reisetopia/Unsplash、Shamees Cm/Unsplash、photoAC 、厳島神社 pen_ash/Pixabay

勉強して行きたくなった世界遺産ランキング 11位~50位

  • 11位:ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまで(エジプト・アラブ共和国)
  • 12位:小笠原諸島(日本国)
  • 13位:平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-(日本国)
  • 14位:グラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、アルバイシン地区(スペイン)
  • 14位:メンフィスのピラミッド地帯(エジプト・アラブ共和国)
  • 16位:カナイマ国立公園(ベネズエラ・ボリバル共和国)
  • 17位:イスタンブルの歴史地区(トルコ共和国)
  • 18位:ヴェネツィアとその潟(イタリア共和国)
  • 18位:厳島神社(日本国)
  • 18位:フィレンツェの歴史地区(イタリア共和国)
  • 21位:アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)(ポーランド共和国)
  • 22位:グレート・バリア・リーフ(オーストラリア連邦)
  • 23位:広島平和記念碑(原爆ドーム)(日本国)
  • 23位:白川郷・五箇山の合掌造り集落(日本国)
  • 23位:白神山地(日本国)
  • 23位:パリのセーヌ河岸(フランス共和国)
  • 27位:ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑(ポーランド共和国)
  • 28位:文化交差路サマルカンド(ウズベキスタン共和国)
  • 29位:シーギリヤの古代都市(スリランカ民主社会主義共和国)
  • 39位:メテオラの修道院群(ギリシャ共和国)
  • 31位:シェーンブルン宮殿と庭園(オーストリア共和国)
  • 32位:法隆寺地域の仏教建造物群(日本国)
  • 33位:日光の社寺(日本国)
  • 34位:富士山─信仰の対象と芸術の源泉(日本国)
  • 35位:イスファハーンのイマーム広場(イラン・イスラム共和国)
  • 35位:ヨセミテ国立公園(アメリカ合衆国)
  • 37位:ドゥブロヴニクの旧市街(クロアチア共和国)
  • 38位:ゴレ島(セネガル共和国)
  • 39位:エルサレムの旧市街とその城壁群(エルサレム【ヨルダン・ハシェミット王国による申請遺産】)
  • 40位:ヴェルサイユ宮殿と庭園(フランス共和国)
  • 41位:「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(日本国)
  • 41位:ロス・グラシアレス国立公園(アルゼンチン共和国)
  • 43位:ブラジリア(ブラジル連邦共和国)
  • 44位:ベリーズ・バリア・リーフ自然保護区(ベリーズ)
  • 44位:テ・ワヒポウナム(ニュージーランド)
  • 46位:チチェン・イツァの古代都市(メキシコ合衆国)
  • 47位:ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸(英国【グレートブリテン及び北アイルランド連合王国】)
  • 47位:古都京都の文化財(日本国)
  • 49位:ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂(イタリア共和国及びヴァティカン市国)
  • 50位:ラリベラの岩の聖堂群(エチオピア連邦民主共和国)

番外編:卒業旅行で行きたい世界遺産ランキング TOP10

  • 1位:モン・サン・ミシェルとその湾(フランス共和国)
  • 2位:パリのセーヌ河岸(フランス共和国)
  • 3位:アントニ・ガウディの作品群(スペイン)
  • 3位:古都京都の文化財(日本国)
  • 5位:屋久島(日本国)
  • 6位:ヴェネツィアとその潟(イタリア共和国)
  • 7位:厳島神社(日本国)
  • 7位:イエローストーン国立公園(アメリカ合衆国)
  • 9位:知床(日本国)
  • 10位:ローマの歴史地区と教皇領、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂(イタリア共和国及びヴァティカン市国)
区切り

その他、アンケートをとった受験者のコメント等は世界遺産検定公式サイトにて公開中。

ちなみに世界遺産は、文化遺産・自然遺産・複合遺産を含み1199件。このうち、日本には合計25件が登録されているそうです。(2023年10月時点、文化庁発表)

比較的訪れやすい国内の世界遺産から訪れてみるのもいいかも。

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