村上水軍の鉄兜に隠された 海鮮釜飯！ホテルいんのしま で海の恵みを

ホテルいんのしま、眺めのいいレストランで海鮮ランチ

ホテルいんのしま は 前述の通り、因島の「天狗山」の上にあるので、クレーンが立ち並ぶ 内海造船(因島工場)がある 土生町から車でのぼっていきます。

山道をクネクネとのぼり、山の8合目辺りで 若干疲労感の見え隠れする白い建物が見えてきます。ホームページに「展望台に泊まる宿」と表現されたそのホテルは、なんだか個性的なカタチ。

入り口を入ると右手にフロントがある。宿泊ではないのでレストランに進もうとすると フロントから「いらっしゃいませ」もなく少し険しい表情で止められ「ご予約は？」と受付の方。食事をしに来た旨を伝えると、通してくれました(汗)

入り口左手、階段を数段降りたその先にレストラン「さくら」があり、入って行くと またまたホテルの方は え？ というような表情。

基本的に、宿泊客以外の来店が少ないのかもしれません。

席について注文。今回食したのは以下。

▼水軍釜飯定食(2100円)

お吸い物やお刺身、小鉢のついたお盆に加えてこの釜！

タコ・鯛・牛蒡．人参・揚げなどが入った海鮮釜飯です。勝手なイメージで「炊き込みごはん」のような 茶色っぽい色を想像していたので、見た目は「味が薄そう？」と心配しましたが、

それぞれの具材からいい出汁が出ていて しっかりした味で、美味しい！比較的小さなお茶碗でしたがこれに3杯分くらいあり、オコゲもほんのりありました。

量としては女性には多めだと思うのですが、知らず知らずのうちに全て平らげていました。(満腹っ)

ちなみに、釜の下に敷く木にも「まるじょう」。こだわってます。

▼海鮮重(1250円)

こちらも酢の物の小鉢とお吸い物がついた定食で、お重を開けると色鮮やかなお刺身たちがごはんの上に盛られています。

鯛・エビ・ハマチ・イカ・イクラほか、彩りも良く新鮮。しかも、お刺身はどれもけっこうな厚切りです。こちらも美味しくて満足でした！(季節などによって多少ネタは変わるかもしれません)

ホテルいんのしま 内レストラン「さくら」からは 内海造船(因島ドック)を眼下に しまなみ海道も見下ろすことができます。また、天狗山は桜の名所でもあるそうなので 桜の季節にはまた違った絶景を楽しめるようです。

山からちょっとせり出しているような、宙に浮いているような感じのレストラン。外には美しい自然がレストラン広がっていて、天気のいい日や桜の時期などは、眺めや見晴らしも良くて気持ち良さそうです。

後から分かった事ですが、定食には全て 食後のコーヒーがついているよう。しかし 筆者がお邪魔した時には出てこず…帰りの時にも声をかけられなかった事が残念ポイント。全体的にホテルの方のサービスが良ければ もっと印象は良かったかな という感じです。

ホテルのレストランという事もあり、「水軍釜飯定食(2100円)」「しまなみ定食(2500円)」など値が張るメニューもありますが、この他のメニューは意外とお手頃。(とんかつ定食1300円など)

穴場っぽい場所にあるので、山の上から景色を眺めつつゆっくりと食事するにはピッタリのレストラン。ただし釜飯は注文から炊きあがるまでに30分必要とのことなので、お急ぎの方はご注意を。

▼ホテルいんのしま(ホテル内レストラン「さくら」)
住所：広島県尾道市因島土生町平木288
［ホテルいんのしま の 場所を地図で確認する］
営業時間：ランチタイム 11時から14時(予約なしでも利用できます)
電話番号：0845-22-4661