公開:2025/09/18 伊藤 みさ │更新:2025/09/18
この秋乗り放題!しまなみ海道をサイクリング・クルージングで満喫する特別企画
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広島・愛媛のサイクルシップ「ラズリ」「しまなみ」が連携し特別運航されます。連続する2運航日が乗り放題になるチケットが発売され、しまなみ海道をサイクリングでも、クルージングでも楽しめる!
尾道(広島)~今治(愛媛)が26年ぶりに船で繋がる!
しまなみクルージングパス(2日間乗り放題) が発売され、2025年10月の土・日・祝日の9日間 サイクルシップ「ラズリ」「しまなみ」が特別運航を行います。

しまなみ海道は “サイクリストの聖地” “世界で最も素晴らしい7つのサイクリングコース” として国内外で知られるようになり、サイクリストを含む観光客が増加中。

それと同時に、航路の充実を求める声も多くなってきたことから JR西日本と関係各所が連携。旅客船による【尾道~今治】航路の立ち上げに向けた実証事業が行われます。
それが、今回の「しまなみクルージングパス」の発売。
自転車を分解・専用袋に収納(輪行)することなくそのまま乗り込めるサイクルシップが尾道(船名:ラズリ)と今治(船名:しまなみ)にあり、これまではそれぞれに運航日が設定されていました。


サイクルシップラズリ(広島)

サイクルシップしまなみ(愛媛)
実証実験では運航日時をあわせ瀬戸田港(生口島)・井口港(大三島)を乗換港とすることで尾道~今治が航路で繋がる(しまなみ海道をフルカバーする)、というもの。

実証実験開始前のメディアツアーに参加してきましたので、乗船の様子などをお届けします!
サイクルシップ「ラズリ」「しまなみ」に乗ってきた
まずはサイクルシップの「ラズリ」をメインに、船の様子からご覧ください。
筆者は「サイクルシップ」に乗ったのが初めてだったのですが、特に印象的だったのが以下の3つ。
- 速い
- 水面に近い
- コンパクト
いずれの船も、大型で車も乗せられゆったりと走るような大型の「フェリー」とは違い コンパクトかつ目的地へひとっ跳びの「高速船」という感じ。
ラズリでは尾道駅前桟橋~瀬戸田港まではおよそ40分でしたが、体感的にはあっという間でした。景色を見ているうちにすぐ着きます。

さらに、1層の室内に座っていると水面がとても近く、自分も半分海に浸かっているような感覚でした。これも小型船や高速船ならでは。
2層デッキでは海風を全身に受けながら景色を楽しめる。
このほか、サイクルシップ ラズリの特徴はこちらの記事でご覧いただけます。
サイクリング初心者や、しまなみの魅力をいろんな角度から楽しみたい方におすすめ!
しまなみ海道(尾道~今治間)はおよそ70kmあると言われ、競技用サイクルで普段から鍛えている方は半日程度で走破する方もいるとのこと。
初心者には10時間以上かかり、1~2日かけて完走するのがおすすめされています。
サイクリングの目的は様々で、走ること・走破すること がメインのアスリートタイプや

写真や景色、寄り道優先 というツーリストタイプもあり。

筆者は後者タイプなので、特にサイクルシップや乗り放題プランの活用はしやすいような気がします。
サイクルシップの活用場面としては、「来た道と同じ所を走りたくない」「サイクリスト初心者」「サイクリングもクルージングも楽しみたい」という方などに。
「しまなみクルージングパス」はサイクリングのベストシーズンに合わせた特別企画で、対象日は2025年の土休日。

対象日:2025年10月4日、5日、11日、12日、13日、18日、19日 の9日間
上記のうち、連続する2運航日が「乗り放題」になるチケットです。※片道だけなどのチケットはなし
料金は以下の通り。(自転車を積載する場合の料金も含まれる)
- 尾道駅前桟橋~今治港
- 1名あたり5000円
- 尾道駅前桟橋~大三島井口港
- 1名あたり2500円
- 今治港~生口島瀬戸田港
- 1名あたり2500円
- 生口島瀬戸田港~大三島井口港
- 1名あたり1000円
チケットはJR西日本の観光サービス・アプリ「tabiwa」やネット予約サービス「スマートEX」などで購入可能です。
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