公開:2010/07/24 伊藤 みさ │更新:2017/05/22
大崎上島の櫂伝馬(かいでんま)レース!きのえ十七夜祭で
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大崎上島の男たちのレース、櫂伝馬ときのえ十七夜祭を見に行ってみました。島をあげて、海の男たちの熱い戦いを島中が見守ります
男たちの熱い戦い!櫂伝馬(かいでんま)を見に行ってきました。いよいよ夏本番。広島各地で夏のお祭りが行われる中、今年は大崎上島の きのえ十七夜祭にいってみました。
きのえ十七夜祭は朝10時から16時頃にかけて地域別に分かれて、櫂伝馬(かいでんま)レースがあるという。というわけで、大崎上島にいざ、初上陸!
大崎上島は広かった
バスで移動の予定でしたが、どう乗ればいいのか分からず、とりあえずフェリー乗り場の売店のおばちゃんに聞いてところ
「木江に行くにはどのバスに乗ればいいですか?」「……さぁー。あんまりわからん。」
レジで話し込んでた3人のオトナに聞いたのに全員に「バスは…使わないから…」と返答を諦められた。えぇーーー。。地元民が分からんのに分かる訳がない。
大崎上島は車で1周すると約1時間とのこと。
周回するバスに乗れば、どっち周りでもとりあえず着くだろう…ということで恐る恐るバス停へ。
すると一人の男性が「今日ここで何かあるの?」もしかして、私達と同じく、この人もさまよっているのだろうか。「木江で櫂伝馬があるとかないとか…」
色々話していると、その男性は大崎上島が地元ではあるものの、ここ十数年島を離れていた為、行事については何も知らない様子。
しかし、お迎えにきていたお母様に話をつけてくれ、木江まで乗せて行ってくれる…と!!なんと有難い。
有難うございました…♪
な…なんて心優しい!ビバ!大崎上島!!
大崎上島という所が一気に大好きになりました(笑)
櫂伝馬レース会場へ到着!
色々とお話をしていると、あっという間に木江に着き、心優しい地元の親子の方とお別れして、櫂伝馬(かいでんま)レースの会場付近へ!
会場付近は一時通行止め。いよいよ見られるのかと、ワクワクしてきました。
海から太鼓の音が…!櫂伝馬がいよいよ始まります。
ギャラリーも続々と!
10時に行われたのは最初の【廻り競争】。どうやら1日を通して色々な競争をして、最終的に1位の地域を決めるようです。
いざスタート!
赤・黄・青・白のTシャツでそれぞれ分かれた舟。20代から30代くらいでしょうか?大崎上島の男たちが1つの舟に15人程度乗って声を合わせて一斉に漕ぎ始めます。
太鼓の音に合わせて漕ぎ、先にある浮きの周りをまわって戻ってくる。
初心者の私達には、どこがゴールか…わかりませんでしたが…。
1位は赤チームが勝ったようで、岸に戻った4隻の舟は旗を振りながら盛り上がっている。さらにこの後にも、長距離レースがあるようです。
このレースが終わった後、木江厳島神社から神輿が出るとのこと。ん…?厳島神社…?
宮島に鎮座する「市杵島(イチキシマ)姫命」が宮島に腰を据える前に、ひとまずこの大崎上島に寄って、村人のもてなしを受けていたと言われています。
市杵島(イチキシマ)姫命が最初にこの島に上陸したのがここ、木江ということで「厳島神社の分社」として今も祀られているのだそう。
30分くらい待ってようやく正装をしたちびっ子達が、木江厳島神社の周りをぐるぐるーと音楽に合わせて回る。
「ウチの子の晴舞台…!!」とばかりにパパたちは一斉にシャッターを切る。
その後、神社の中に祀られていた神輿が出てきて、ゆるーいかけ声と共に町を回って行く神輿……。
夜からは、花火大会が行われるということなのですが、花火は20時30分からで、フェリーの最終便は21時05分。花火を最後までみてたら、帰れない。日帰りの予定の食べタインジャー。花火も見たかったけれどどうやら難しいようでした。来年からは、フェリーの臨時便、求む!
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