公開:2010/07/30 Mika Itoh │更新:2017/02/12
大崎上島 ぐるり散歩。海の綺麗な瀬戸内海の島を歩いてみた!
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- 豊田郡 スポット 観光
大崎上島(広島県)を、木江から垂水港までぐるり散歩。歩いていると見えてきた大崎上島町の町並みや風景をご紹介します。
大崎上島の櫂伝馬(かいでんま)レースを以前ご紹介しましたが、その取材の帰り道、フェリー乗り場行きのバスを待っていると、待ち時間はなんと1時間以上!
最初はおとなしくバスを待っていたものの、予定の時刻になってもバスがなかなかやってこないので、歩きながら、町並みを楽しみながら帰ることにしました!
ぶらり散歩をスタートさせたのは、大崎上島町(おおさきかみじまちょう)の、木江(きのえ)。造船の町ということで、大きなクレーンを町の所々で見かけます。
大崎上島の夏の風景。町並みはどこか特徴的な南国風 の島だった
この日はお祭りだったので、町には 紐に飾りが吊るされていました。
海、綺麗だなぁ~。
防波堤の上に、杭のようなものが。
船を停泊させる時に、ロープを引っ掛けるためのもの?長い防波堤に、等間隔で打ち付けられていました。
民家が少なくなってきたところでこんなモノを発見。
山の麓にある穴を、鉄板でふさいであるようです。昔、防空壕だったのでしょうか。
今度は、大きく山を削られている部分を発見。
削られた岩などは、海沿いに置かれていて白くて綺麗な岩がゴロゴロと。
浜辺も、ビーチというより割と大きな岩がゴロゴロと転がっています。
それにしても・・・、不思議と人っ子一人いないなぁ。
海に降りれる階段を発見!
くもの巣がはってて、誰も近寄っていない様子(笑)
しかし、階段の形はちょっと変わっています。可愛い。
大崎上島は、みかん栽培が盛んなんだそうでこのあたり一帯は、みかん畑なんだとか。実がなっていると、また景色が違って見えるんでしょうね!
よーーく見てみると、リフトのようなものが幾つもあって
収穫したみかんなどを乗せる(と、思われる)使い古した感じのゴンドラがありました。人も乗れたら、ラクチンなのにね。
テクテク歩きながら先に進むと、なんだなんだ、この巨大なモノは・・・!?
隣に建っている家と比べても、すごい大きさ。
先の先まで、きれいに蔦がからまっています。
ここは昔、塩を作るための工場 = 塩田(えんでん:大量の海水から水分を蒸発させ、塩だけを取り出すために用いられる場所)だったそうで、その時に使われていた煙突だけが残されているんだそう。
その巨大な煙突にツタが絡まって、さらに太くみえて迫力あります。
そんなこんなで、垂水港まで歩いてなんと2時間半もかかりました・・・。その間、バスも1台しか通らなくて歩いている人もいない。この島では、移動手段は完全にマイカーのようです。
たしかに、歩きだとかなりキツイ。
喫茶店も無いですし、屋根付きのベンチもないので、歩きだと休憩出来そうなところがない。
炎天下の中、2時間半も歩くとさすがにフラフラ。
大崎上島 に行く場合は、イライラせず気長にバスを待つか、最初から車ごとフェリーに乗って、島に渡ったほうがいいかも。
大崎上島 には古い町並みも残っているし、海岸沿いの景色もホントに綺麗(たぶん、夕日も綺麗なハズ!)だからドライブとかツーリングは最高じゃないでしょうか。
ちなみに、体1つでフェリーに乗ると1人往復で630円ですが、車で渡るとなると 4870円(車両の長さが4~5mの場合)もかかるのだとか。もう少し安くなってくれると、車で遊びに来やすくなるのですが、今後に期待。
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