因島に モアイのある風景。ここは一体…
因島 を車で走っていると、モアイ像 が3体、並んでいるインパクトのある風景が飛び込んできた。オートキャンプの看板もあるが閉鎖されているみたい。モアイ像 が因島にあるワケは、海と島の博覧会 と関係しているそうで、
因島 を車で走っていると、
モアイ像 が3体、並んでいるインパクトのある風景が飛び込んできた。
モアイ が何でこんな所に…(笑)
気になったので車を止めて
モアイ像 の近くまで行ってみることにした。
正面入り口まで来ると、「オートキャンプ」の看板を発見。
どうやらここは、オートキャンプ や宿泊施設の入り口らしい。
3体の モアイ が堂々と立っているこの場所は、
広い駐車場になっていました。
ところが、入り口部分はロープが張られていて
駐車禁止の文字。どうやら閉鎖されているみたい?!
モアイ、馬の彫刻(?)など、見れば見るほど不思議な 館
それとも、季節限定でオープンするんだろうか。
私達が行ったのは6月末。この時点では入り口もふさがれ
完全に閉鎖されたような状態です。
しかも何故か、モアイだけでなく七福神の大黒天らしき石像と
「イェーーイ!」 と手を上げた、恵比寿様まで。
どうやら、モアイとはあまり関連性は無さそうです。
置物や建物に、いまいち統一感の無いこの場所には
あじさいが綺麗に咲いていました。
閉鎖してるのがモッタイナイ!と思うほど。
その奥に歩いていくと、建物が見えてきました。
看板にあった、「オートキャンプ」って感じではないなぁ。
民宿みたいな?なんでしょうか。
ふと、手前に目をやると
ここにも意味不明な馬の像が2つ。今度は色付き。
不思議すぎます(^^;
これらの建物やモアイや恵比寿様たちは
ビーチに面していて、夏には沢山の人が泳ぎにやってきそうです。
涼しい季節には釣りも良さそう。
奥には、因島大橋も見えます。
泳いだり釣りしたりもいいけど、
ただ、ぼーーーっとしに来たい。そんな雰囲気があります。
ゆっくり静かに流れる時間が心地よく、
木陰で本を読んだりして過ごしても良さそうです。
しかし、なんでここに
モアイ像 をたてようと思ったのか?が不思議。
いろいろ調べてみたところ
因島 と モアイに何かしらのゆかりがある、というワケではないようで
実は1989年に広島で開催された博覧会、
海と島の博覧会 ひろしま の会場に飾られていた石像だったんです。
モアイ像 を作ったのは、
愛媛県を拠点に活動している彫刻家の方だそうで
このモアイくんは御影石で作られたものなんだそうですよ。
よくよく見ると、1人だけ巨乳(巨乳ってほどじゃないか)が居て
この3体はお父さん、お母さん、子供の、モアイ家族 だったことも分かります。
海島博 (海と島の博覧会)の終了後、
南の島をイメージして整備されていたこの場所(サン・グリーン)に
シンボルとしてやってきたことがキッカケで
いつしか因島の裏のシンボル的存在になっていたようです。
ちなみに余談ですが、
海と島の博覧会 で使われていた置物で、
ほかにも残されているのが
メイン会場で一番目立つモニュメントとして建てられていた
「パラダイスの塔」が宇品にあります。
海島博、懐かしいですねーー!
まさか、因島で 海島博の石像を見るとは思いませんでしたが
懐かしい記憶が蘇ってきたのでありました。
【 追記 】
ヘルシーリゾート サングリーン(モアイ像がある場所)のことを調べてみると
すでにホームページが消されていて、どうも
キャンプ場としては現在は機能していないようです。
ビーチもあって、眺めも素敵なのに、モッタイナイですね。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- 尾道駅前で25年「尾道福屋」年明けに閉店へ
- ゲオ因島店が閉店、5月21日まで売り尽くしセール実施
- Ryokan尾道西山「西山別館」リノベで4.14オープン、レストラン新設も
- 猫柄に加え「犬柄」お守りも登場!因島 大山神社「動物保護活動への関心を広げたい」
- 尾道七佛めぐり、御朱印を集めて掛軸に!7人の仏様に会いに行こう
- 千光寺山ロープウェイ 2023年も元日早朝から運行!年内は整備工事あり、運休に注意