かまがり古代製塩遺跡復元展示館

かまがり古代製塩遺跡復元展示館

日本の塩づくりの原点ともいわれる「藻塩」を学べる、かまがり古代製塩遺跡復元展示館。古代土器製塩遺跡を、発掘したままの状態で見学できるように復元されています

かまがり古代製塩遺跡復元展示館は、広島県呉市の上蒲刈島にある「県民の浜」内にある見学・体験施設。

かまがり古代製塩遺跡復元展示館の外観

上蒲刈島の南西部では古墳時代から日本の塩づくりの原点とも呼ばれる塩づくり「藻塩焼き」が行われていたとされます。その遺跡が発掘されたままの状態で見学できるように復元されています。

ミネラルを豊富に含んだ藻塩は今もこの島で作り続けられており、特産にもなっている。

かまがり古代製塩遺跡復元展示館の入り口

館内の説明によると、塩を製造する為の炉は「敷石炉」で、サイズは110cmｘ180cmほど。その内側には、20cm前後の角の丸い平石が敷かれていたと考えられます。

赤く焼けた石が、ところどころに残っています。

県民の浜の地層

5世紀の製塩土器の須恵器や土師器なども出土しています。

遠い昔に塩づくりが行われていた様子がうかがえる「かまがり古代製塩遺跡復元展示館」で古代ロマンを感じて。

また、古代人になった気分で藻塩づくりを体験できる「古代製藻塩づくり体験施設」もあります（2日前の午前中までの予約・料金必要）。詳しくは「藻塩の会」までお問合せを。

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