朝鮮通信使記念庭園
下蒲刈島(広島県呉市)は瀬戸内海の海上交通の重要拠点。「朝鮮通信使記念公園」は、そんな下蒲刈島に江戸時代、朝鮮王朝の友好使節団が下蒲刈町に立ち寄った事から作られた記念公園です。
レモンやみかんといった柑橘の生産が盛んなことで知られる下蒲刈島(広島県呉市:とびしま海道)ですが、朝鮮通信使ゆかりの地でもあります。
江戸時代、日本と朝鮮の間に交流があり、友好使節団「朝鮮通信使」が朝鮮の漢陽(ハニャン=現在のソウル)を出発し江戸(現在の東京)までの長い船旅を行く際にこの下蒲刈島にも立ち寄ったのだそう。使節団は500人余りにもなったといい、その姿を見るために多くの人も集まったとか。
「朝鮮通信使記念庭園」はそんな使節団が辿った航路を、飛石や松を寄港地に見立てて再現した日本庭園。
そのため、別名「観松園」とも呼ばれています。なお、「朝鮮通信使の資料館」は、下蒲刈島の北東部に位置している(三之瀬地区)にあります。
また、この庭園がある梶が浜地区(下蒲刈島の南部)には「コテージ梶ヶ浜」など観光施設が集中しています。
東側から「梶ヶ浜海水浴場」、「コテージ梶ヶ浜」「朝鮮通信使記念公園」「梶ヶ浜遊園」「姫ひじき塩づくり体験施設」と海沿いに並び建てられています。
駐車場も充実しているので、海沿い散歩と共に庭園も見ながら歴史を感じて。
朝鮮通信使記念公園について
名称 | 朝鮮通信使記念公園 |
---|---|
住所 | 広島県呉市下蒲刈梶が浜地区(観松園内) |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
電話番号 | 0823-65-2311(下蒲刈市民センター) |
定休日 | なし |
備考 | 呉市グルメ / 呉市スポット / 周辺おでかけマップ |
※内容は執筆時のもの。確認してからお出かけ下さい。
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2020.09.03 [writer]Haruka