素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)
広島県福山市新市町にある素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、600年代 天武天皇の時代に創建されたとされる。7月に行われる「祇園祭」の最終日に行われる「けんか神輿」がよく知られています
素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、600年代に創建されたといわれている歴史深き神社。ここには素盞嗚尊(すさのおのみこと)が主祭神として祀られており、地元では天王さん、祇園さん とも呼ばれ親しまれています。
素盞嗚神社(天王神社)拝殿
素盞嗚尊(すさのおのみこと)は日本神話の代表的神格で、神話の中の最高神である「天照大神(あまてらすのおおみかみ)」の弟。荒ぶる神としてその強大な力を恐れられるほど。
そんな素盞嗚尊を祀る素盞嗚神社では、毎年7月に「祇園祭」が3日間がありその最終日に「けんか神輿」が行われます。
いつもは静けさすら感じるこの境内にあふれんばかりの人が集まり、熱気に満ち溢れる祭りが行われます。(福山 祇園祭でけんか神輿激突!)
祇園祭のけんか神輿(みこし)
毎年7月に行われる素盞嗚神社の「祇園祭」。
最終日の夜には三体の神輿が集まり、豪快な神輿合わせ(けんか神輿)が繰り広げられます。
祭りが行われる7月は夏の始まり。湿気が多くて暑く、体力も落ちるこの頃、疫病や食中毒が今も昔も多発する時期ということもあり、京都をはじめとし各地で 疫病・厄災の除去を祈る祇園祭が開催されます。
素盞嗚神社でも祇園祭りが行われるほか、「茅の輪くぐり(無病息災を祈願)」も毎年行われます。
素盞嗚神社の境内の様子
大鳥居と、その奥の随神門をくぐり境内へと進みます。
大鳥居と随神門
手水舎
広々とした境内には、立派なイチョウの巨木があり、秋にはこれを見に訪れる人の姿もあります。
境内
イチョウの巨木
イチョウの巨木の向こう側には、神楽殿があり
神楽殿とイチョウ
神楽殿の奥に、拝殿があり。
拝殿(参拝者が拝礼を行う殿舎)
拝殿の奥側に本殿が 木々に隠れるように建っています。本殿は、出雲大社を思わせる造り。
素盞嗚神社 本殿
このほか境内には江戸時代に再建されたという、菅原道真をまつる本地堂「戸手天満宮」
戸手天満宮
西側には、戦国時代に相方城(さがたじょう)から移築されたという相方城門があり。
相方城とは福山市新市町相方に築かれた山城(現在は相方城跡と呼ばれる。「佐賀田城」と表されることも)。
相方城門(西側)
相方城門(西側)
門から拝殿・本殿までの距離が少しあり、広い敷地が贅沢に使われた境内となっています。
素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)について
名称 | 素盞嗚神社(すさのおじんじゃ) |
---|---|
住所 | 福山市新市町戸手1-1 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 普通車 5台/無料 |
電話番号 | 0847-51-2958 |
休日 | なし・常時公開 |
アクセス | JR福塩線 上戸手駅から徒歩3分 |
備考 | 福山グルメ / 福山スポット / 周辺おでかけマップ |
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