JR備後落合駅
秘境駅と呼ばれるJR備後落合駅は、広島県庄原市西城町にある無人駅。芸備線と木次線が交わるターミナル駅です。かつて備後落合駅で人気だった「おでんうどん」は近くのドライブインで今も提供されています
備後落合駅(JR芸備線)は“秘境駅”と呼ばれ鉄道ファンに愛されている、広島県庄原市西城町にある無人駅です。
備後落合駅は山手を通って広島駅~新見駅(岡山県)を繋ぐ「芸備線」の駅ですが、これと同時に備後落合駅~宍道駅(島根県)へと走る「木次線(きすき せん)」の接続駅、いわゆるターミナル駅となっています。
最も栄えたという昭和40年代には大きな駅で100名以上の職員がいたというほど。駅周辺には宿もあったという。
現在では運行数も減り無人駅となり “秘境駅” と呼ばれるほどになっていますが、この駅・歴史を愛する方々の手によってきれいに保たれ、ファンも訪れる場所となっています。
標識とプラットホーム
繁栄期の面影を今にも残す備後落合駅。昭和40年代の頃の様子を再現したジオラマがイベント時などで展示されています。
駅を愛するボランティアの方によるガイドも受け付けられており、当時の苦労話などを聞きながらイメージを膨らませることもできます。
備後落合駅 駅舎の様子
駅舎は小さいながらにも、観光ボランティア団体の方により綺麗に保たれています。
駅舎の外観
駅舎内
駅舎内の写真
駅舎内の全体の様子
駅舎から出てすぐの1番のりば
反対側のホームへの通路
跨線橋は無く、反対側のホームには この通路を渡る。
電光掲示板
2番3番のりばホーム
待合室
2番・3番ホームにある上記の待合室は、かつてホームでおでん・うどんが販売されていたそう。名物「おでんうどん」は、駅近くにあるドライブインにて受け継がれ、今も味わうことができますよ。
この駅から東へ進むと、江戸時代に城下町として栄えたという東城町(広島県庄原市)の「東城駅」があり、この区間は芸備線で最も標高が高い地点ということで、そのローカル路線と古き良き街並み散策を楽しむ鉄道ファンもいるようです。
乗車の様子と東城の散策プチ旅はこちらの記事にて。
JR備後落合駅の施設概要
名称 | JR備後落合駅 |
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住所 | 広島県庄原市西城町八鳥1778 |
周辺 | 庄原市グルメ / 庄原市スポット / 周辺おでかけマップ |
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