おおの自然観察の森
広大な敷地と豊かな自然の中にある「おおの自然観察の森」。小鳥や昆虫・植物などと触れ合い、植物などを観察・身近に触れ合うことができるネイチャーランド。ベニマンサクの群生地としても知られる。
おおの自然観察の森は、広島県廿日市市大野の山手にある施設。広島県の天然記念物・べにまんさくの群生地としても知られています。
「おおの自然観察の森」の入口
広大な敷地内には、「ベニマンサク湖」を中心として、自然観察センター・観察小屋・水辺の道・自然観察路などが整備されています。
ベニマンサク群生地
ベニマンサク
湖畔一体にはベニマンサクが多く自生していますが、全国的には自生地が少なく、貴重な植物となっています。
「ベニマンサク」は、愛らしいハート型の葉っぱが特徴で、10月下旬から11月上旬にかけて 鮮やかに赤く色づきます。
大野自然観察センター
おおの自然観察の森の駐車場からしばらく歩いて、最初に出会うのが「大野自然観察センター」。ここがメインの館になっています。
大野自然観察センターの中の様子
入口で記帳を済ませると、センター内の展示物は無料で見学する事が出来ます。
ベニマンサク湖の東岸にあり、美しい湖の全景を一望できるスポット。
ベニマンサク湖
東西に長く伸びているベニマンサク湖。
湖の周りを散策できるよう小路が整備され、案内板やベンチも用意されています。ゆっくり休憩しながら自然を身体で感じて。
モリアオガエルの池
モリアオガエルとは、日本固有の稀少なカエル。通常は森の木の上に棲むカエルですが
産卵時は池やってきて水辺に突き出している枝などに泡状の卵を産むという独特のスタイル。
モリアオガエルの池
この池にはそんなモリアオガエルが来て産卵。
卵からかえったおたまじゃくしは、木の下の池へ落ち、水草や植物プランクトンを餌にして育つ。また、池の底にはイモリ・トンボのヤゴ、水面にはオオアメンボ等、沢山の生物が暮らしているという。
おむすび岩
絶景スポット「おむすび岩」は、ベニマンサク湖のほとりから見える山の上、岩場の先にポツンと乗っているおむすび型の巨石。
「おむすび岩」へは、ベニマンサク湖沿いを歩くと登山口があるのでここからのぼっていく。
ゆっくり歩いて40分~1時間程度で登れる低山なので、初心者にもおすすめです。
駐車場について
おおの自然観察の森には広い無料駐車場あり。ただし16時30分以降には施錠されますのでご注意下さい。
「おおの自然観察の森」の概要
名称 | おおの自然観察の森 |
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住所 | 広島県廿日市市大野町矢草2723 |
入館料 | 無料(自然観察センター) |
営業時間 | 9時から16時30分 |
駐車場 | あり(70台) |
電話番号 | 0829-55-3000 |
休業日 | 月曜日(祝日の時は翌日)、12月28日から1月4日 |
アクセス | 車 山陽自動車道大野ICから約25分 公共 JR山陽本線大野浦駅からタクシー約30分 |
備考 | 廿日市市グルメ / 廿日市市スポット / 周辺おでかけマップ |
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