呉のメロンパン はズッシリ重い！旧海軍も愛した呉の名物パン

メロンパン、呉の名物パン屋さん

看板は意外に控えめ。注意して見ていないと通り過ぎてしまいそうです。

駐車場は、メロンパンの隣りのビルの1F部分を借りているようで、なぜか隣のビルも ほんのり緑色。

車をとめて、メロンパンのお店が入っているビルを見てみると、側面も綺麗に緑色に塗られています。

よく見てみると、2F部分にも「メロンパン」と書かれた番重（ばんじゅう：食品業界で使われている薄型の容器）と、三角巾をしたオバチャンの姿が。

2Fでパンを作っているんでしょうか？このビルそのものが（有）メロンパンさんの持ち物のようです。

店内に入ると、お昼時を過ぎていたのに、沢山のお客さんです。レトロな店内に、ズラリとならぶパンたち。昔ながらのパン屋さん、という雰囲気がいい感じです。

食パンも美味しそう！

そして、名物のメロンパンに

同じく、このお店・メロンパン で人気の高い
ナナパン （チョコレートパン）

そして、お店の人もオススメの 嵯峨の小倉餡。

店名の入った鏡も置いてありました。

お目当てだった、メロンパン と、お店の人にオススメされた 嵯峨の小倉餡を食べてみることにしました。

以下が、「メロンパン」の メロンパン。1つ、147円。

とにかくサイズが大きい！そして、ズッシリと重みがあります。1つ食べたらお腹いっぱいです。そして、普通のメロンパンと違って、外側のカリカリはありません。逆にふわふわ。2つに割ってみると、中はこんな感じです。

中にはたっぷりの カスタードクリーム（※1）が入っている。

カスタードクリームはクリーミーさは全く無くて、シットリした白餡のようです。そして、味も白餡のよう。

（ ※1：商品の原材料名のところには、中身はカスタードクリームと書かれていますが、食べた食感や味の印象は白餡に近い。）

このクリームも独特で賛否両論らしいのですが、私的には普通に美味しく頂きました。ただ、カスタードクリームだと思って食べると、まったく別物なのでビックリすると思います。

そしてこちらが、お店の人にオススメされた、嵯峨の小倉餡。こっちの重量感はハンパない。

量にして、普通のアンパンの２倍くらいあるんじゃないでしょうか？そんなボリュームもあってか、価格は1つ230円と結構します。

こちらにも、ギッシリと粒餡が入っていました。１人じゃとても食べきれないので祖母にもあげたのですが、なかなか好評でしたよ。

アンパンは大好きで、いつもはオーブントースターで軽く焼いてから食べているので、これも焼いたらもっと美味しいかもしれません！とオーブントースターで加熱してみる。

うん、やはり温かいほうが美味しい！ですが、重量感がありすぎて、中のほうまで火が通らないのか餡子の中心が冷たかった。それほど肉厚だということなんでしょう。

メロンパン は、呉で創業したのが昭和11年。創業当時からまったく変わらない味で、呉の人に親しまれてきた味で、呉の人にとってはこれがスタンダードな「メロンパン」。

広島市では、福屋八丁堀店の地下フロアでも呉のメロンパンを購入する事が出来ます。福屋に入ってくるのは数が少ないため、早い時間に売り切れることもあるようです。気になる方は早い時間にお出かけを。