おりづるタワー、展望台から広がる広島の美しさと平和の祈り

原爆ドームや広島平和記念公園を一望する、広島の新しいランドマークタワー「おりづるタワー」。広島のいまを見つめながら、様々なことを感じることができる場所です。

世界文化遺産・原爆ドームの目の前に、広島のランドマークタワー「おりづるタワー」が2016年7月11日よりプレオープンしました。(グランドオープンは9月23日~)

おりづるタワー、展望台から広がる広島の美しさと平和の祈り

広島マツダが手掛けた「おりづるタワー」は、地上14階建ての高さ51.5メートル。

最大の魅力は13階の屋上展望台から見渡す広島市中心部の眺望なのですが、展望台に向かうには入場料が大人1700円、中高生900円、小学生700円、幼児500円(4歳以上)が必要。

おりづるタワー 外観

その価格に対する第一印象は「高い!」。展望台としてはそれほど高いビルではないため、少々ハードルが高い価格設定のようにも感じたのですが、実際に展望フロアからの眺望やその造りや空間、12Fの「おりづる広場」などを見て体験して感じた印象はまったく違いました。

もちろん、スカイツリーのように派手な眺望が臨めるわけではないのですが、決してそれにも負けてないんじゃないだろうかと思わせてくれる、ほかにはない展望空間が。個人的にも『自分の友人には絶対勧めたいスポットの1つ』になりました。

「復興と未来」をテーマにした、広島ならではのタワー。観光客のみならず地元の人にもぜひおすすめしたい、施設内をご紹介します。

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屋上階【ひろしまの丘】美しい街並みに復興を肌で感じられるフロア

以下の動画は、おりづるタワーの屋上展望フロア「ひろしまの丘」の様子。


おりづるタワーの3~11階はオフィスとなっており、一般客がチケット無しで立ち入れるのは1階(インフォメーションや物販・カフェ)、チケットを購入すると、12階(おりづる広場)と屋上(ひろしまの丘)まで上がれます。

まず1Fでチケットを購入してエレベーターに乗り込み、屋上フロアへ向かいます。

おりづるタワー、展望台へのチケット売り場

屋上にもカフェがあり、こちらで購入した飲食物を展望台に持ち込むことも可能。

おりづるタワー 屋上にもカフェ

そして、展望台に向かう最後の階段をのぼっていきます。

おりづるタワー 屋上への階段

すると見えてくる大パノラマ!

おりづるタワーのパノラマ

おりづるタワーのパノラマビュー

平和記念公園や原爆ドーム、旧広島市民球場など300度くらいでしょうか?ぐるりとパノラマビューが広がります。「今」の広島の音や匂いをありのまま感じながら、晴れた日には宮島の弥山まで見ることが出来ます。

おりづるタワー 屋上からの景色

「ひろしまの丘」という名の通り、フロアは丘のような勾配があり 心地よい風が下から吹き上げて通っていきます。部分的にスロープや階段状になっているため、すきな場所に座ってまったりと風景を楽しむことが出来ます。

おりづるタワー 屋上フロアの様子

この床と柱はヒノキ、天井ははスギを使用しているため、湿度の高い雨の日などにはその香りも感じられるのだとか。

おりづるタワー 屋上からの景色3

草木も生えぬ不毛の地になるといわれた広島の街でしたが、美しい緑と川を抱く美しい街へと復興した風景が広がっており眩しく感じます。

おりづるタワー 屋上からの景色4

おりづるタワー 屋上からの景色5

この街に慣れ親しんだ地元民でも、きっと新鮮な気持ちで眺められるんじゃないでしょうか。その眺めの中には過去の悲しみと未来への希望があり、奥から熱いものがこみ上げてくる、そんな感覚もありました。

おりづるタワー 屋上からの景色6

優しい木の香りの中で風を感じながら、「丘」に腰かけて何時間でも居られそうです。

12階【おりづる広場】、映像コンテンツから折り紙体験も

12階「おりづる広場」は、一面ガラス張りになっているため、こちらは空調が効いています。屋上と同じように平和公園や原爆ドームなどがガラス越しに眺めることが出来ます。

おりづるタワー、12Fフロア

爆心点や宮島の方角には、ガラス窓に案内も。

おりづるタワー 12階の様子

このほか、原爆に関する展示や、映像コンテンツなども。

おりづるタワー 12階の様子2

また、折り鶴をつくり「おりづるの壁」に投入することもできます。(オリジナルのおりがみは入場券とセットで購入すると500円、別途購入時は600円)

おりづるタワー オリジナル折り紙でおりづる

おりづるタワー 12階の様子3

様々な高さのテーブルが用意されているため、大人や子供など、自分の身長に合わせてテーブルを選びます。ここで鶴を作ったら、「おりづるの壁」に向かいます。

おりづるタワー 12階 折り鶴の壁

おりづるタワー 12階 折り鶴の壁2

平和への祈りを込めて折った折り鶴を投入。この投入した折り鶴は、ビルの外からも見ることが出来、折り鶴が描かれている縦のラインにみんなの鶴が積み重なっていき、

おりづるタワー、折り鶴が積み重なっていく

最終的には「折り鶴の壁」が出来上がる予定となっています。

帰り(下り)はスパイラルスロープ【散歩坂】で

タワーの見学を終えての帰り道は、らせん状に降りていく階段とスロープと滑り台が一体となった「散歩坂」で。

おりづるタワー 散歩坂

中央部に配されたすべり台は緊急時の避難用として設置されたものだそうですが、普段からも使って良いようで「すべり台も楽しいですよ!大人の方が喜んで滑っていかれますよ」と係の方。

ならば…と筆者も滑ってみましたが、傾斜とカーブがけっこうきついのでスピードがでて意外にもスリリングです(笑)

また、ここの壁では「海猿」「ブラックジャックによろしく」「特攻の島」などのヒット作を持つ漫画家・佐藤秀峰氏による特別展を開催。

おりづるタワー 散歩坂で展示

「平和」をテーマにした作品で、広島ならではの懐かしい街の風景や人々の様子などが描かれています。

おりづるタワー 佐藤秀峰作品

筆者が訪れたこの日は夏の暑い日だったためか、スロープを下っていくとスタッフの方が冷たいおしぼりを手渡してくれました。こんな おもてなしも嬉しい。

広島を肌で感じられる、新しい新名所となりそうです。

おりづるタワー
住所 広島県広島市中区大手町1丁目2-1(地図
営業時間 10時~21時(プレオープン時の営業時間)展望台への入場は閉館1時間前まで
入場料 大人1700円、中高生900円、小学生700円、幼児500円(4歳以上)
問合せ インフォメーションセンター(082-569-6803)※受付時間は10~18時
備考 2016年7月プレオープン、9月23日グランドオープン
休館日は12月29~1月2日

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edit 『 広島市 中区 スポット 観光 』の一覧

( 記事: 伊藤 みさ )

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